映画監督キム・ジウンが、米国・映画人組合の次世代監督賞を受賞した。東洋人監督の受賞は今回が初めて。
CJ E&Mによると、キム・ジウン監督は10月30日午後(現地時間)、米国のインディペンデント映画を支援する団体Filmmakers Allianceが主催する「第15回ビジョンフェスト」で次世代監督賞を受賞したという。
「ビジョンフェスト」はロサンゼルスのインディペンデント映画関係者や、映画人が一堂に会するインディペンデント映画の祭典。アジアの監督が次世代監督賞を受賞するのは、キム・ジウン監督が初めて。キム・ジウン監督はハリウッド進出作『Last Stand』の公開を控えているので、今回の受賞は意味深い。
『Last Stand』は裁判の途中で法廷を脱け出し、メキシコの国境を越えようとする麻薬密輸業者と、彼を捕まえようとする田舎町の保安官の対決を描いたアクション映画。アーノルド・シュワルツェネッガー、ロドリゴ・サントロ、フォレスト・ウィッテカー、ジェイミー・アレクサンダーらが出演し、来年1月、米国と韓国で公開の予定だ。