「『IRIS2』は2次盗作」=『富士山に太陽は昇らない』著者が抗議

「『IRIS2』は2次盗作」=『富士山に太陽は昇らない』著者が抗議

 ドラマ『IRIS-アイリス-』が自著『富士山に太陽は昇らない』を盗作していると主張し、2009年に制作会社を相手取って訴えを起こした作家のパク・チョルジュ氏。パク氏が『IRIS 2』を制作するKBSに対して抗議文書を送っていたことが分かった。

 パク氏は26日、報道資料を通じて「『IRIS 2』の制作について、KBS社長と放送編成局長など各部署に今月25日に抗議文書を発送した」と伝えた。パク氏は「『IRIS 2』は『IRIS-アイリス-』を基にした作品で、2次盗作」と規定し、「韓流を象徴する作品『IRIS』が盗作であることが明らかになり、韓流に及ぼす影響は大きい。誤った盗作文化を正さねばならない」と主張している。

 また「『IRIS-アイリス-』の盗作問題が解決していない状態で『ISIS 2』が強行されるならば、極めて間違ったこと。このような抗議は作家として名誉を守り、盗作文化に対する無自覚な現実に軽傷を鳴らすためのもの」とコメントした。

 パク氏が民事訴訟を起こした件について、制作会社のテウォン・エンターテインメントは今月15日、「でたらめな内容」と一蹴(いっしゅう)。パク氏に対し、業務妨害と名誉棄損など刑事告訴による強行対応の行使を示唆した。

 『IRIS 2』は12月上旬にクランクインの予定だ。

ユン・サングン記者
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