20日・21日の2日間、CNBLUE初のアリーナツアー「CNBLUE Arena Tour 2012~COME ON!!!~」の最終公演が、さいたまスーパーアリーナで行われた。
「Come on」の掛け声とともに始まったライブは、いきなりロックナンバー6曲を披露。そして、ヨンファは「こんにちは、CNBLUEです! すごいですね、さいたま! たくさん来てくれて本当にありがとうございます!」と初のさいたまスーパーアリーナでのコンサートへの感激と、ファンへの感謝のあいさつの言葉を述べた。
そして、ヨンファがピアノを弾きながらジョンヒョンとともに「feeling」「These days」と、バラードで聴かせると、また一転、「今回のツアー前にロックの本場イギリスでワンマンライブを行い、ロックを充電してきた」と「Have a good night」「Wake up」を披露すると、会場はダンスフロアのような盛り上がりに。
「Blue Sky」、「Teardrop in the Rain」では、全員が楽器を置いて花道の先端ステージに集まり、4人全員で歌声だけで届けるというスペシャルな演出もあり、会場からはため息まじりの歓声が聞こえていた。
また「各地のご当地グルメを即興で曲にする」というコーナーもあり、最終日の今回は、大阪のたこ焼き、名古屋の手羽先、新潟のコシヒカリなど各地で登場したご当地グルメを織り交ぜ、メンバーが大好きな牛丼やコンビニなどをテーマに曲を披露した。
「今年は音楽の活動が少なかったですが、でも曲を聞いて待ってくれていた皆さんのおかげで、アリーナツアーができました。ありがとうございます」とジョンヒョンが話すと、ヨンファも「最近は個人の活動も増えていますが、4人でライブをやっているとき、僕たちはCNBLUEだと感じます。これからも一緒にライブを作りましょう! 本当にありがとうございます」とファンへの感謝の気持ちを語った。
多彩な音楽と演出で楽しませたライブは「Time is over」で、本編の幕が閉じたが、大きなアンコールの声に、デビューシングル「In My Head」が鳴り響き、メンバーが登場。「アルバム『CODE NAME BLUE』がオリコンウイークリー1位をとることができました。皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。でもまだまだここからです!がんばります!」とさらなる飛躍を誓った。
最後の曲が終わっても鳴り止まない拍手とアンコールの声に、ダブルアンコール、そしてトリプルアンコールまで行い、約3時間、全26曲に及ぶライブの幕が下りた。なお、今回のCNBLUE初のアリーナツアーは、全国6カ所9公演で総計10万人動員と大盛況に終わった。
CNBLUEは、12月19日には4thシングルが、そして2013年1月23日にはこのツアーのDVD「Arena Tour 2012~COME ON!!!~@SAITAMA SUPER ARENA」の発売が決定しており、人気にますます拍車がかかる。