20日午後、通算観客動員数1000万人を突破した映画『王になった男』。主演を務めたイ・ビョンホンは、人気と興行的な成功を同時に手にする俳優となった。
イ・ビョンホンは同作の基本出演料6億ウォンのほかに、ランニングギャランティーを加えると、合計で10億ウォン(約7000万円)以上の収入を得る。ランニングギャランティーは映画が損益分岐点を超えた場合、観客数に応じて精算される追加のインセンティブだ。
同作は、前日までに1004万1566人(21日、映画振興委員会・映画館入場券統合ネットワーク調べ)を動員。入場料収益で729億ウォンを売り上げた。CJエンターテインメントが投資した映画の中で、1000万人を動員したのは『TSUNAMI-ツナミ-』(2009年)以来3年ぶり。イ・ビョンホンをはじめとする出演者たちは、入場料収益から制作会社などの取り分を差し引いた76億ウォンからランニンングギャランティーを受け取ることになる。
17日に放送された『真夜中のTV芸能』(SBS)はイ・ビョンホンのほかに、キム・ユンソクも映画『泥棒たち』で出演料6億ウォンを受け取ったと伝えた。彼らのほかに、チョン・ジヒョンが3億8000万ウォン、キム・ヘスは3億7000万ウォンを受け取ったという。