チェ・ダニエルが日本初ファンミを東京で開催

(C)Satomi Ogihara

(C)Yuen Watanabe
▲ (C)Satomi Ogihara (C)Yuen Watanabe

 俳優チェ・ダニエルが9月29日、東京・ヤクルトホールにて「チェ・ダニエル ファーストファンミーティング in Japan 2012」を開催した。チェ・ダニエルは『童顔美女』『明日に向かってハイキック』などで日本でも知名度が上がってきている俳優で、最新出演作『ファントム』も日本放送間近だ。

 イベント前に取材に応じたチェ・ダニエルは、日本の印象を「仕事では初めて。プライベートでは、沖縄、有馬温泉、大阪に行ったことがあるが、街並みがきれい。人が親切」と語り、「以前、道を聞いたら、日本語がわからないので、わざわざ地図を書いてくれた。」とのエピソードを披露した。

 そして、ファンミについて「今日、初めてのファンミを前にとても緊張している。外国に僕のファンの方がいるということに驚いている。そして感謝している。良い作品にたくさん出て、ファンの皆さんに喜んで見ていただけるように頑張りたい」と意欲を示した。

 『童顔美女』のエピソードを尋ねられると、「相手役のチャン・ナラさんとのキスシーンで、監督のカットがかからなかったので、ずっと長い間キスしたままだった。すると、そのままノーカットで放送された」と明かして笑った。

自分の性格は「普通じゃないと思う(笑)」と言い、「演技をするのには感性が必要だと思うので、『想像』をよくする。家にいても、感情が高まってくると、歌を歌ったり、大声を出したりする。一人で遊んでいるので、面白いようには見えると思う」と個性的な一面を披露した。

今後、チャレンジしたいことは「俳優の仕事を一生懸命にやること。個人的なことは、今、仕事で手一杯なので、何も考えていない」とし、今勢いのある俳優らしく仕事にまい進しているようだ。やってみたい役については「決まったものはないが、このところ映画2作品が暗い感じのものだったので、次は楽しいロマンチックコメディーに挑戦してみたい」と語った。

ファンミーティングでは、天才作曲家の役だった『ザ・ミュージカル』で「全くピアノがひけなかったので、電子ピアノを買って、練習というより、覚えた。出てくる曲を全部は覚えきれないので、代役の先生と交互で撮影した。でもこれは、秘密です(笑)」などと率直なトークでファンを笑わせた。

また、休日の過ごし方について「家で一人、映画、TVを見たり、パソコンゲームをしたり…時々文章を書いたり。お酒があまり飲めないので、一人でカラオケに行って、感受性を爆発させる」と言ったり、初恋はいつ、との質問に「プラトニックは中学生のころ、心と体を捧げたのは、大学のころ(笑)」とドッキリの告白もするなど、終始飾らない本音トークに彼の誠実な素顔をファンに見せた。

そして「目指すロールモデルはいない。人はそれぞれ違う。比較対象にするものではないと思っている。自分が、過去の自分に負けたくないという一心でやっている」と俳優としての自負もしっかり示し、初のファンミーティングを終えた。

チェ・ダニエルが日本初ファンミを東京で開催

チェ・ダニエルが日本初ファンミを東京で開催

チェ・ダニエルが日本初ファンミを東京で開催

チェ・ダニエルが日本初ファンミを東京で開催

東京= 野崎友子通信員
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