ジノン、テゴン、カン、レヒョン、イェジュンのメンバーで構成される5 人組ボーイズグループF.CUZ (フォーカズ)が9月28日、日本公式ファンクラブ結成2 周年を記念し、ファンへの感謝の気持ちを示す無料ライブ「F.CUZ 2012 LIVE 【F.ANTASIA】」を東京・新宿FACEで開催した。
平均身長180cmを超えるモデル並みの長身と洗練された容姿で「モデルドル」(モデル+アイドル)と呼ばれ、ネットユーザーたちの関心を受けてきたF.CUZ。デビュー当初は4 人組だったが、昨年夏にメンバーのイユが脱退。3 人での活動を経て、新たにテゴン、レヒョンの2 人のボーカルが加わり新生F.CUZ として5 人での活動をスタートさせ、8 月には、韓国でデジタルシングル「夢見るi」をリリースした。
「F.CUZ 2012 LIVE 【F.ANTASIA】」で、メンバーは「今日は、ファンクラブ結成2周年記念イベントですので、最後まで楽しんでください。一緒に、踊って、歌って、盛り上がりましょう」とファンにあいさつ。
「JANUS」で幕を開けると、「No.1「U Crazy」など激しいダンスナンバーのオリジナルナンバーが続き、ファンも最初からノリノリの大盛り上り。また、「最旬」曲の『江南スタイル』(PSY)を披露。その後メンバーが「馬ダンス」バトルを見せ、「新宿スタイル」と言いながら踊ったジノンが勝利を収めるといったお楽しみや、6月にリリースした日本3rdシングルのバラード曲「Drawing Heart」でしっとり聴かせるなど、さまざまな姿を見せたF.CUZ。
9月30日がカンの誕生日ということで、バースデーケーキが登場、ファンが誕生日の歌を歌って祝うと、カンは「21歳になります。今後の目標は、F.CUZがオリコン1位になることです。よろしくお願いします」と言い、お返しにと自ら作詞作曲を手掛けたソロ曲「Sorrow」を披露。
最後のあいさつでは「僕たちF.CUZの心の中には『ForU』の皆さんがいます。最後まで一緒に行けたらと思っています」(ジノン)、「今日の感謝の気持ちを決して忘れずに前に進み続けるF.CUZになります」(レヒョン)、「次は、もっともっと頑張って、日本語の勉強と歌と練習と一生懸命頑張ります」(テゴン)などと、笑顔でファンに感謝の気持ちと意気込みを伝えたメンバー。
そして、イェジュンは「僕たちは、本当にいろいろなことがありましたが…」と言って声を詰まらせながらも「その間も僕たちを見守ってくれて、本当にありがとうございます。今年、新しく5人になって韓国と日本で活動していますが、僕らがトップに立てる日まで、一緒にいてくれたらうれしいです」とファンに語りかけた。
するとカンも「本当につらいことがたくさんありましたが、皆さんの手紙やツイッターが、一番力を与えてくれました。毎回、アルバムを出すたびに何かが起こったが、メンバー同士が慰め合い、勇気を与え合ってきました」と告白、「これからもっとかっこよく、もっと親しみやすく、もっと愛されるF.CUZになりたいと思います」とファンに誓った。
途中、ホームドラマチャンネルのK-POPバラエティ『韓Chu』の公開収録もはさみ、最後「jiggy」をファンとともに歌い全12曲を披露したイベントはファンが名残惜しむ中、終了。最後には握手会も行い、ファンとの絆をさらに強め、触れ合いを最後まで楽しんだF.CUZだった。