俳優チョ・スンウが24日午後、MBCドラミア(京畿道竜仁市)で行われたMBC開局51周年特別企画ドラマ『馬医』の制作発表会で、デビュー13年目で初めてドラマに出演することを決めた経緯について語った。
今回の作品で、主人公ペク・グァンヒョン役を演じるチョ・スンウは「映画でデビューし、映画とミュージカルに出演してきた。ドラマに出演しなかったのは、うわさのせい。忙しくて寝る時間もなく、ご飯もきちんと食べられない。撮影する数カ月間、人格が変わりうるという話があり、人格が変わるのは嫌だったので、映画とミュージカルに専念してきた」と話した。
チョ・スンウはドラマ出演について「理由は3つ。『ホジュン~宮廷医官への道』のファンだった。毎回本放送を見ていた。いつかドラマをやるなら、その監督とやりたいと思っていたが、それがイ・ビョンフン監督だった」と話した。
また、2つ目の理由は知人の願望だった。チョ・スンウは「ソウル市中区新堂洞にあるスンデ(豚の腸詰め)スープの店と、ソウル市鍾路区恵化洞にあるスジェビ(韓国風すいとん)の店によく行くが、その店のおばさんから、『ドラマに出て』と言われた。その言葉が記憶に残っていた」と話した。
3つ目の理由にファンの願いを挙げた。チョ・スンウは「昨年から、舞台にたくさん立ってきた。外でずっと待っていたあるファンから『わたしたちは高いチケットを買って見るのは難しい。テレビに出てほしい』と言われた」と、ファンの期待を伝えた。
チョ・スンウは「気持ちが動いた。自分が食べられない、寝られないからといって、そういう方々に自分の姿を見せてあげられなくてもいいのかと思い、出演を決めた」と説明した。