K-POP Miracle NightにBrian、ソ・イングクら出演

　「K-POP Miracle Night」が 12日、13日とZEPPダイバーシティ東京で開催された。12日はBrian、ソ・イングク、そしてゲストにVIXXとジェリーフィッシュ・エンターテイメント所属のアーティストが出演して「Jellyfish　Night」として行われた。

ソ・イングクは、2年前にソン・シギョンのライブにゲスト参加したことがあるが、ソ・イングクとしてのライブは初。会見で「昨日は空港へたくさんのファンが迎えに来てくれてうれしかった。ステージを楽しみたい」と期待感を示した。

　俳優としても人気が高まっているソ・イングクは「来週でドラマ『応答せよ1997』（tvN）が終わり、次にMBCで『息子たち』という新ドラマが始まり、忙しい」とし、「ドラマと音楽共に頑張っていきたい」と今後も歌手と俳優を並行してやっていく方向を示した。

　Brianは、会見で「とても緊張している。数日前からのどを痛めているが、日本のファンのために頑張る」と語った。今回所属事務所の後輩らとともに公演を行うが、「（事務所は）家族のような雰囲気」といい、「自分のこだわり、やりたいスタイルを一緒に協力してやってくれる」と事務所との蜜月ぶりを示した。さらに「Fly to the Skyのときはバラード中心だったが、ソロでは、好きなヒップホップなどもやり、いろいろなコラボもやっている。今後はG.NA、BIGBANGなどともコラボしてみたい」との展望も語った。

　また、「演技も好きなので、これからもやりたいし、10月には米国ロサンゼルスでミュージカルもやる予定。いろいろな分野で活躍したい」とこちらも幅広い活動へ意欲的だ。

　新人ボーイズグループVIXXは初来日。会見では「日本でライブができて光栄。ドキドキしているが、情熱的で安定した姿を見せたい」と意気込みを語った。事務所の先輩で兵役中のパク・ヒョシンが「せっかくの少ない休暇のときでも歌を教えに来てくれる」とのエピソードも明かした。

ライブはVIXXでスタート。「日本は初めてだが、Brian先輩、ソ・イングク先輩のように日本で愛される歌手になりたい」とファンにアピールし、デビュー曲「Super HERO」、新曲の「Rock Ur Body」などを披露した。

　次に登場したソ・イングクは、ヒット曲「プルンダ（Calling You）」「サランヘU（Love U）」「Shake it up」などのほか、自身も出演したドラマ『ラブレイン』の挿入歌で自身の作詞作曲による「ウンミョン（Destiny）」でファンを魅了。さらに「Rainy Blue」（徳永英明）も披露した。日本語を習っているそうだがなかなか上達しないと言い、「皆さんに誓います。次に来るときは先生（通訳）がいらないように勉強してきます」と約束すると、ファンからは大きな拍手が沸いた。

　ライブでトリを飾ったBrianは、「Manifold」「Domino」「カジマ」「In My Head」などをベテランらしい余裕のパフォーマンスで魅せた。「のどを痛めている僕を心配して、イングクが昨夜1時ごろ部屋に慰めに来てくれた。怪しい関係ではないですよ（笑）」などとジョークも交え、観客を引き込み、「11月4日に大阪で日本公式ファンクラブ発足イベントがあります！　皆さん来てくださいね！」としっかりPRも。

そして、最後には出演者が全員登場し、「ファミリー」らしい仲の良さをのぞかせ、イベントを終えたが、その後、全員とのハイタッチ会も行われ、ファンとの触れ合いを最後まで楽しんだ。

　また、13日には人気パフォーマンスバンド「LED Apple」が同所にてライブを行った。メンバーチェンジ後の日本初ライブということで、以前とは少し雰囲気の違うパフォーマンスでファンにアピールした。