KBS2の新水木ドラマ『世界のどこにもいない優しい男』。番組タイトルのハングル表記にハングル団体が噛みついた。
ハンマルグル文化協会のイ・デロ代表は12日、『チャカン・ナムジャ(優しい男)』の表記が「新聞・放送・雑誌・インターネットなどの大衆媒体は国民の正しい国語使用に資するよう努力しなければならない」という国語基本法第15条第2項の規定に明らかに違反しているため、名称使用禁止の仮処分申請を行うと発表した。
イ代表によると、複数のハングル団体は韓国放送公社に対し、番組タイトルの是正を求めていたが、全く応じる姿勢を見せなかったという。今回に訴えについてイ代表は「『チャカン・ナムジャ』というドラマタイトルを国民の税金と視聴料で放送している韓国放送公社が韓国語を踏みにじっているとする批判の声が上がっている。韓国語を愛し、心配している国民とハングル団体に代わって、私が法に訴えることにした」と説明した。
ハングル団体の抗議に対し、KBSは12日、「『チャカン・ナムジャ』が劇中重要な意味を持つ言葉であるため、タイトルの修正はできない」と説明した。