女優ユン・ウネが監督した短編映画『編み物』が第17回釜山国際映画祭(BIFF)の韓国短編映画コンペティション部門に進出した。
ユン・ウネにとって初めての監督作品『編み物』は、引っ越しをして荷物を整理していた時に未完成の編み物を見つけた女性の物語。中央大学先端映像大学院で映画制作を専攻しているユン・ウネが入学後に作った作品だ。
釜山国際映画祭はこれを短編コンペティション部門に選出、「記憶を形にすることで感情を細かく積み重ねていく演出力は素晴らしい」と評している。
一方、俳優ユ・ジテの長編監督デビュー作『マイ・ラティマ』も釜山国際映画祭で「韓国映画の今日」部門に招かれた。
第17回釜山国際映画祭は10月4日から13日まで、「映画の殿堂」と釜山広域市内の映画館7館で開催される。世界75カ国・304本の映画が上映される予定だ。