キム監督の「授賞式ファッション」が話題=ベネチア映画祭

値段は?ブランドは?

キム監督の「授賞式ファッション」が話題=ベネチア映画祭

 インターネット上では10日、キム・ギドク監督がその前日のベネチア国際映画祭授賞式で着ていた暗い色の「カジュアル韓服」の値段は220万ウォン(約15万円)で、「履き古した靴」は海外有名ブランドの製品だということが話題になった。

 キム監督の服はソウル・仁寺洞で天然柿渋染めの服店を経営するデザイナー(56)が作った物。この店の関係者は本紙の電話取材に対し「キム監督は2週間ほど前に『映画祭に行く』と言って麻の上衣と綿のズボンを購入した。上衣は150万ウォン(約10万円)くらい、ズボンは70万ウォン(5万円)くらいで、合計220万ウォンほど。もともと女性用だが、大きめなので男性もよく着ている」と語った。

 キム監督がかかとを踏みつぶして履いていた靴は、スペインの有名ブランド「カンペール」の製品だという。同ブランド関係者は本紙の電話取材に対し「2010年秋冬モデルで、当時の販売価格は32万8000ウォン(約2万3000円)。このモデルはもともと男性がかかとを踏みつぶして楽に履けるようにデザインされているカジュアルシューズ。多くの方々が『ボロボロの靴』と誤解しているが、キム監督は靴のことをよくご存じの上で履いている」と語った。

パク・セミ記者
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