俳優チェ・スジョンが臓器提供の契機について語った。
6日に行われた大河ドラマ『大王の夢』(KBS第1)の制作発表会で、チェ・スジョンは「米国から来た妻(ハ・ヒラ)の姉と、分かち合いやボランティアについて話を交わしていたところ、先進国では皮膚と骨、頭からつま先まで死後にすべてを寄贈する方々が多いと聞き、臓器提供をすることにした」と説明した。
続けて「なぜ、韓国にはこのような団体がないのかと思った。妻がインターネットを通じて、臓器提供を行う団体や方法を調べた。その後、その団体に電話をかけ、書類を送ってほしいと頼んだ」と話した。
そして「書類を送ってもらってから、その団体から本当にチェ・スジョン、ハ・ヒラなのか、確認の電話がきた。本人だと言って、このような制度があるとは知らなかった僕たちがバカみたいだと伝えた。ほかの方たちにも機会があれば、広めたいと言って電話を切った」と伝えた。
チェ・スジョン&ハ・ヒラ夫妻は7月、韓国人体組織寄贈支援本部を通じて、死後の臓器提供に同意した。