28日、都内にて『ミュージカル宮』東京公演開催にあたって記者会見が行われ、主役のイ・シン皇太子役を務める超新星のソンモとSUPER JUNIORのカンイン、そしてソン・ビョンジュン監督が出席した。
今回、同演目2度目の出演となるソンモは「2回目なので多少余裕があります。レベルアップしたところをお見せしたいと努力中です」と意気込みを語ると、カンインは「僕は余裕がないです(笑)。でも焦ってはいないです。不安もありますが、1日目から千秋楽まで、同じ(レベルの)公演をするのが目標」と語った。
ダブルキャストということで、ソンモは「アドリブを入れたり、ファンが楽しいと感じられる舞台にするために努力しています」と経験者らしい役作りのポイントを明かすと、カンインは「同じ台本、役でも俳優によって違ってくると思います。僕の演じるシンは、少し強いシンになると思います」と言い、早くもそれぞれの「個性」をのぞかせた。
カンインは、好きなシーンは「最初の歌。それは僕はスタンバイですが、気持ちが盛り上がってきます」とし、「ダイナミックなフェンシングやダンスシーンを見てほしいです。たくさん練習しました」とアピール。ソンモは「チェギョンとの床入りのシーン、超新星の歌を歌ってPRできるWake Upのシーン」と言って笑った。
また、ソンモは超新星のツアー直前で忙しい中での公演となるが「昨年やって、ファンの方もまたやってほしいと言ってくれたし、自分もすごくやりたくて、事務所が『無理!』と言うのをずっとお願いして説得したんです」と出演の経緯を語った。
そして、カンインについて「5年ほど前、韓国でデビューした日がSUPER JUNIORのカムバックの日で、カッコいいなと思いました。そしてカンインさんを紹介してもらって、食事もしたんです」と出会いを明かし「カンインさんはモムチャンなので、僕が子供みたい(笑)。そして、意外に柔らかい人なんです。(親しくなるのに)時間はかかりませんでした」と話した。
するとカンインは「先輩・後輩とかでなく、同じ職業の同僚だと思っています。ソンモくんは、いつもプロフェッショナルな姿を見せてくれています」と言って、ソンモのひざに手を置いてスキンシップ。恥ずかしそうなソンモは「カンインさんはいつもこんなふうに触ったり、肩を抱いたりするんですよ」と明かし、二人の打ち解けた雰囲気を示した。
またカンインは「ユンホさんが練習室に来て、経験を話してくれたんです」と明かした。「観客の反応とか…『宮』に対しての思い入れが強いです。監督と親しいふりもしてました。それほど仲がよくないと思うんですけど(笑)」とジョークを交えながらも、ユンホの応援が力になったようだった。
前年公演よりさらにパワーアップし、新たに3曲のナンバーも追加された『ミュージカル宮』は9月1日より13日まで、東京・五反田ゆうぽうとホールにて開催される。皇太子イ・シン役はソンモ、カンイン、そしてユル役はチャン・ユジュン、ソン・ウォングンが務める。