18日、19日と東京国立代々木競技場第一体育館にて、「JYP NATION in Japan 2012」が開催された。J.Y. Park、Wonder Girls、JOO、2AM、2PM、miss A、San E、JJ Projectが登場し、2日間3公演で3万6000人を動員した。
最初に登場したのはmiss A。代表曲の「Bad Girl Good Girl」や「Good-bye Baby」などをセクシーなダンスで披露し、冒頭から観客は総立ち。続いては、先ごろ待望の日本デビューを果たしたWonder Girlsが韓国での最新曲「Like This」やアメリカのトップシンガー兼プロデューサー・AKONとタッグを組んだ「Like Money」などでこれまたセクシーに観客を魅了。
続いて先日韓国でデビューしたばかりのHIP-HOPデュオ・JJ Project、ラッパーとして活躍するSan Eがさらにステージを盛り上げる。JJ ProjectのJBはドラマ『ドリームハイ2』ですでにその顔は知られているがパフォーマンスを見るのは初めてとあって、ファンは興味深々で見つめた。
そして、2AMが登場。日本での人気もすっかり定着した2AMは大歓声に迎えられ、「I Wonder If You Like Me」を歌いあげた。同曲について「別れた恋人を忘れられなくて、近くで見守っている男の切ない歌です」とジヌンが説明。そして9月12日にリリースするニューシングルで、TBS系ドラマ『走馬灯株式会社』に起用されている新曲「For you ~君のためにできること~」も初披露した。
2PMのジュンスが作曲したナンバー「離れていても」を2AMのチョグォンとデュエットした歌姫 JOOのアクトに続いて、登場したのは、大人気の2PMだ。「Beautiful」の椅子を使ったセクシーな「人魚ダンス」で女性ファンをくぎ付けにした。
この日は、既報のとおり、先月26日の飲酒運転事故で謹慎中のニックンが不在の5人でのパフォーマンスとなった2PM5だが6人分のパワーで「I’ll be back -Japanese ver.-」「Heartbeat」などをパフォーマンスし、ファンの大きな声援に応えた。
その後、圧巻のJ.Y. Parkのステージが展開。2PMのテギョンとWonder Girlsのイェウンによるデュエットを受け、ステージに登場すると「JYPの歌手の歌を作ると、時々私が歌いたくなります」と笑顔を見せ、他アーティストとともに自身が手掛けたWonder Girlsや2PMの楽曲を披露。単独コンサートではできない、特別なステージだ。グループの垣根を越えたさまざまな組み合わせの歌とパフォーマンスで「JYP」ファンをたっぷり楽しませた。
また、現在ソロでの活動をしている2AMのチョグォンと2PMのウヨンは、ソロならではの彼らのスタイルでソロ曲を日本初披露。大きな喝さいを浴びた。そして、この日最高に盛り上がったのは2PM+2AM 'Oneday'によるパフォーマンスだった。ドキュメンタリー映画『Beyond the ONEDAY ~Story of 2PM & 2AM~』でデビュー以来初の共演を果たした「Oneday」が、黒のスーツでずらり並んだその姿に割れんばかりの大歓声が起こった。
終盤、再び2AMが「この歌」「Never let you go ~死んでも離さない~」、2PMが「I'm your man」「Take off」などヒット曲を披露し、出演陣全員による「10 out of 10(10/10)」で終了。熱いアンコールコール後、全員が登場し、J.Y. Parkの「私を離れないで(Don’t leave me)」と2PMの「Hands Up」で名残惜しくも幕を下ろした。
なお、この日は、2PMのニックンの飲酒運転事故後初のステージだったが、テギョンはその話題に触れ、「今度は必ず6人で皆さんに会えるように頑張ります」と語り、ファンに謝意を示すとともに、ファンの温かい声援に、前向きな意欲を見せていた。