女優ソン・イェジンは1982年1月11日に大邱市で2人姉妹の妹として生まれ、高校3年生だった99年に化粧品CMモデルとして芸能界にデビューした。
MBC『おいしいプロポーズ』(2001年)で女優デビューしてからは清純で生き生きとしたイメージが愛され、同年のMBC演技大賞新人賞を受賞。その後、映画『永遠の片想い』(02年)で第22回韓国映画評論家協会賞新人女優賞、映画『ラブストーリー』(同年)で第39回百想芸術大賞映画部門新人女優演技賞、第40回大鐘賞映画祭新人女優賞と女性人気賞、第24回青龍映画賞人気スター賞を受賞し、トップ女優の仲間入りを果たした。
さらにドラマ『夏の香り』(03年)、映画『君に捧げる初恋』(同年)に出演、映画『私の頭の中の消しゴム』(04年)で若年性アルツハイマー病になり、愛する人の記憶を失っていくヒロイン・スジンを演じ、「韓国最高のラブストーリーの女王」になった。この映画は韓国内はもちろん、日本でもヒットした。
韓流スター、ペ・ヨンジュンと共演して話題になった映画『四月の雪』(05年)を最後に、これまで守ってきた清純かれんなイメージを脱ぎ、映画『ナンパの定石』(同年)やドラマ『恋愛時代~alone in love~』(06年)からはコミカルで元気いっぱいな役にも挑み、演技の幅を広げた。
その後、映画『ファム・ファタール』(07年)、『妻が結婚した』(08年)、『白夜行-白い闇の中を歩く』(09年)などでは全く違う役柄を完ぺきにこなし、映画『妻が結婚した』では第45回百想芸術大賞映画部門最優秀女優演技賞と第29回青龍映画賞主演女優賞を受賞した。まさに韓国でトップクラスの演技派女優として認められたことになる。
ドラマ『個人の趣向』(10年)、映画『不気味な恋愛』(11年)以降はしばらくオフを取っていたが、今年下半期で最も期待されている映画『タワー』で再びスクリーンに登場する。
デビュー13年目を迎えた今も演技や作品に対する意欲は変わらないというソン・イェジン。彼女が見せる新たな演技がこれからも楽しみだ。
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