ミュージカル『RUN TO YOU』制作発表にゴニル＆グァンスが出席

　10月4日よりミュージカル『RUN TO YOU～俺たちのストリートライフ～』が大阪松竹座で上演されるにあたって、その制作発表が3日、都内ホテルで行われ、主演のゴニルとグァンス（共に超新星）が出席した。

　同ミュージカルのオリジナルは、昨年8月にソウルで初演され人気を博し、その後10月から11月にかけて場所を移し再演もされた『STREET LIFE』。韓国で大きな人気を誇るヒップホップグループDJ DOCのヒット曲や名曲に乗せて送るジュークボックス・ミュージカルで、観客が出演者と一体となって楽しめる作品だ。

今回はタイトルを変え、さらに魅力的な作品として大阪松竹座で初上演。ゴニルとグァンスがダブルキャストで「音楽の才能を持ち、歌手の夢を追い続ける20代の若者」という等身大の役を演じる。二人は、ドラマで演技経験はあるが、ミュージカルは初挑戦となる。

「ミュージカルは初めてだが、個人的にもDJ DOCの曲は大好きだったし、松竹の歴史的な舞台に立てて光栄。日本のファンと楽しめるミュージカルにしたい」と抱負を語ったゴニル。グァンスは「今、すごく頑張って、韓国で練習しています。日本のファンに楽しい時間をプレゼントするために頑張るので、宣伝をお願いします」と言って笑わせた。

出演が決まったときの気持ちをゴニルは「ミュージカルは芝居もダンスもですが、歌が重要。でも僕は歌がへたなので、最初は不安だった。でも、DJ DOC先輩の音楽を伝えるのに歌の実力は関係ないのではと思った。（オファーを受けて）うれしかったし、ミュージカル俳優らしいプロフェッショナルな姿を見せたい」と正直な思いを吐露。

「ソンジェ、ソンモが2年前から日本や韓国でミュージカルをやって、いろいろな姿をファンの皆さんに見せた。メンバーの舞台を見て、自分もやってみたいと思っていたので、とてもうれしかった」とグァンスもキャスティングの喜びを語り、「DJ DOCといえばレジェンドのような存在。そんな役を演じられて光栄。ファンの皆さんにもDJ DOCの素晴らしさをミュージカルで100％伝えたい」と意欲を示した。

また、ダブルキャストだが「二人は性格、ステージのイメージ、ラップやダンスなどすべて違うので、同じ役でも全然違う魅力が見せられると思う」と言い、「お互い相談しながら、台本読みをするときには、相手役を演じたりと、力を合わせて練習している」と同じグループのメンバーならではのチームワークを示した。

さらに、ゴニルは「初めて二人で台本読みで練習したときに『今回のミュージカルが終わって、僕たちが（役柄の）ジェミンではなくて、超新星のメンバーに見えてしまったら失敗。超新星のメンバーが芝居が上手だった、ではなくて『RUN TO YOU』がおもしろいミュージカルだった、といわれたい。そういわれるように頑張る』と強い意気込みを見せた。

ゴニルはミュージカルの先輩ソンジェから「ミュージカルはドラマとは違うから、適当にやったら困る！」と言われたと明かし、グァンスは「ソンモが一緒に台本読みをしてくれた。おもしろそうだなあ、ぜひ見に行きたい、と言っていた」と言い、メンバーの仲の良さも後押しとなっているようだ。

『RUN TO YOU～俺たちのストリートライフ～』は大阪松竹座で10月6日から11月4日まで全34公演行われる予定。チケットは9月5日よりチケットホン松竹（0570-000-489）、チケットWeb松竹（http://www1.ticket-web-shochiku.com/）にて発売される。