日・中・韓3カ国6人によるダンスボーカルユニット「CROSS GENE」が2日、6月に韓国でリリースしたデビューアルバム「TIMELESS-BEGINS-」の日本盤発売を記念した日本初上陸イベントを東京・Shibuya O-EASTで開催した。
会場は、ぎっしり満員のファンで埋め尽くされ、オープニングで「CROSS GENE」リーダーで唯一の日本人メンバーTAKUYA(タクヤ)、韓国人メンバーのSHIN (シン)、YONGSEOK(ヨンソク)、SANGMIN(サンミン)、中国人メンバーのCASPER(キャスパー)、J.G(ジェイジー)の6人メンバーが一人ずつ映し出されると、そのたびに大きな歓声が沸いた。そしてデビューミニアルバムのリード曲「La-Di Da-Di」で日本初のパフォーマンスが披露されると、会場の熱気はさらに上がった。
その後「For This Love」、バラードの「My lady」、そして「Sky High」の日本語バージョンを初披露。韓国でもデビューしたばかりながら、その将来性を感じさせるパフォーマンスを堂々と繰り広げた。
そして、この日の舞台で「12月に日本デビューが決まりました!」とTAKUYAが発表すると、場内からは大きな歓声が沸いた。「こんなによい反応をしてもらって、感動しています。12月にはもっと成長した姿をお見せします」(SHIN)など、それぞれのメンバーが予想以上のファンの熱い声援に感激を隠さず、今後の活躍を誓った。
最後にはファン全員をハイタッチでお見送り。イベントで熱が上がってしまったファンだったが、ここではさらに心臓バクバクで感動をマックスにしていた。
イベント後の囲み取材で「ファンの皆さんが韓国語で掛け声もやってくれてうれしかった」(TAKUYA)、「韓国語で応援してくれて、とても気分がよくて飛んで行きそうだった」(YONGSEOK)、「ファンの情熱がすごかった。一生懸命頑張ります」(J.G)など、終わってもまだ興奮は収まらない様子のメンバー。
3カ国のグローバルユニットということについてどう思ったか、との問いに「おもしろいと思った。やってみたい、新しい文化を作れるな、と思った」(TAKUYA)、「新しい印象を受けた」(YONGSEOK)、「魅力的に感じた。このようなコンビネーションは見たことがなく、特徴的なので成功すると信じている」(SANGMIN)と自分たちの特徴と、他グループとの差別化をアピールし、自信ものぞかせた。
3カ国のメンバーは共通の言葉として韓国語でコミュニケーションをとっているとのことだが、TAKUYAは「最初は自分も韓国語ができなかったので、苦労した」と明かした。「最初、シャワーに浴槽がなくてびっくりした」と言うと、CASPERは「靴のまま上がるのか、脱いで上がるのかわからなかった」など、「外国」での暮らしの戸惑いもあったようだが、今は「韓国にはサウナがいっぱいあって、J.Gとよく行く」(TAKUYA)など、韓国での生活にもすっかりなじんだ様子。
そして、「アジアを代表する3カ国のメンバーが集まっているので、アジアで、世界で活躍するのが目標」とし、まずは12月のデビューに向け「もう少し待っていてください。かっこいい姿を、いろいろな姿をお見せしたいと思います!」と心をはやらせていた。
CROSS GENEは韓国、日本以外にも、台湾、香港、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、インドネシアでのCDリリースが決定しているとのことだ。
なお、グループ活動以前から、ソロでの活動をしていたメンバーら。TAKUYAは、日本ドラマ『RUN60』第二章に主演したのに続き、映画『愛を歌うより俺に溺れろ!』(大国男児カラム、大野いと主演)が8月25日に公開。また、SHINは韓国ドラマ『僕らのイケメン青果店』に続き、主要キャストとして出演した『ビッグ』(コン・ユ、イ・ミンジョン主演)が現在DATVで日本初放送中だ。