30日、「KNTV」で日本初放送中の韓国シットコムドラマ『ハイキック3~短足の逆襲』を記念してソ・ジソク、イ・ジョンソク、アン・ネサンが出演するスペシャルイベント「KNTV Presents真夏に向かってハイキック!~イケメンたちの逆襲~」が東京・新宿文化センターにて開催された。
人気シリーズの第三弾となる『ハイキック3~短足の逆襲』でソ・ジソクは熱血体育教師役、アン・ネサンはその義理の兄役、イ・ジョンソクはその息子役を務めた。久々に顔を合わせた3人は、ドラマと同様それぞれの個性を見せたトークや歌、ファンとともにゲームをして3人が競うなどで、ファンを楽しませた。
すでに人気を博しているソ・ジソクはもちろん、青田買いには最注目の若手イケメン、イ・ジョンソクにも黄色い声が飛び、次世代スターを予感させた。また、日本公式初訪日のアン・ネサンは、ドラマで見せたようなひょうきんなしぐさや多彩な表情、楽しいトークを繰り広げ、会場を大いに沸かせた。年齢も、タイプも異なり一見アンバランスな3人が、いい調和を見せ、ドラマをほうふつさせるイベントだった。
イベントに先立ち行われた記者会見では、アン・ネサンは「キム・ビョンウク監督の作品が大好きでふだんからよく見ていたので、ためらいなくオファーを受けた」と出演の経緯を語り、「とても気分がよかったし、楽しい時間を過ごした」と振り返った。
ソ・ジソクは、熱血体育教師役について「小学生のときからの夢が体育教師になることだったので、初めてその役ができので、胸がときめいていた。前半では、熱血教師ということで、大声を出したり、生徒をしかったりでのどが枯れてしまい、途中でのどの管理もするようになった」と笑った。
イ・ジョンソクは、好きなシーンを問われると「父(アン・ネサン)が出所してきて、父と母が二人で会話するシーン」とし、「次の撮影のため準備をしながらモニターを見ていたが、それだけで悲しい気持ちになって涙が出た」と明かすと、アン・ネサンは「全然知らなかった。それを聞いて、その時のことが思い浮かんできて、胸が締め付けられるよう」と感無量の様子だった。
もし、3人が本当の家族だったらどうか、と質問すると、アン・ネサンは「撮影の間中、ずっと本当の家族だったいいなと思った。こんな風に暮らしていたら楽しいでしょうし、ワイワイと、ぶつかり合うこともあるけど、本当に笑える、気分のいい家族だなと思った。実際に家族だったら幸せだと思う」と語った。
イ・ジョンソクは、「実の父は怖いと思っているし、気まずかったりもする。劇中の父のような友達のような父親がいたら、どんなにいいだろうと思った。でも、実の父も愛しています」と答え、笑った。
ソ・ジソクは、「この3人が家族だったら、とんでもないハプニングが起こると思う。この作品以上のおもしろいエピソードもたくさん起こるんじゃないかと思う」と言い、二人の顔をうかがいながら笑った。
『ハイキック3~短足の逆襲』はKNTVで毎週月~木曜午後11時10分より放送中。