ケーブルテレビ総合編成チャンネルJTBCで放映されたドラマ『パダムパダム-彼と彼女の心拍音』(以下、『パダムパダム』)と『発酵家族』の制作会社は、JTBCを相手取り約定金請求訴訟を起こした。
放送関係者が23日に語ったところによると、この両ドラマを制作した2社は20日、JTBCが支払いを保障した協賛収益金を支払うよう求める訴訟をソウル中央地裁で起こした。
制作会社側は「JTBCは『パダムパダム』については少なくとも5億ウォン(約3400万円)、『発酵家族』については少なくとも3億ウォン(約2000万円)の協賛収益金を支払うと保障したが、これまで支払われていない」と主張した。
『パダムパダム』はチョン・ウソン、ハン・ジミン、キム・ボムら人気俳優たちが出演、ヒットメーカーのノ・ヒギョンが脚本を手掛けたということで、制作当初から話題を集めた作品だ。
殺人のぬれぎぬを着せられた長期服役囚ヤン・ガンチル(チョン・ウソン)が不思議な体験を通じ世間の冷たさを乗り越えるというストーリーで、平均視聴率は1.878%(AGBニールセン・メディアリサーチ調べ)と総合編成チャンネルのドラマとしては異例の数字を挙げた。
ソン・イルグク、パク・ジニ出演の『発酵家族』は韓国料理店を舞台に、店を経営する家族や客たちのエピソードを描いたヒューマンドラマ。