インタビュー:2AMチョ・グォン「歌手としての姿見せたい」

インタビュー:2AMチョ・グォン「歌手としての姿見せたい」

 8年間のレッスン生暮らしを経て、ボーカルグループ2AMでデビューし、歌手4年目を迎えたチョ・グォン。バラエティー番組でも大活躍のチョ・グォンは、あふれる才能と強烈なオーラで2AMを輝かせている。

 しかし、少々ノリが軽いイメージが付いてしまったのは残念だ。チョ・グォンは「バラエティー番組で見せる軽いキャラのイメージが好評なのは事実ですが、今年はまじめに歌手としての姿をお見せしたいです」と語った。

 「『悲しいバラードを歌っていても、軽いイメージのせいで笑ってしまう』とよく言われます。それも僕の一面だから、捨てたいというわけじゃないけど、そのイメージでずっといきたいわけでもありません」

 チョ・グォンのターニング・ポイントは、25日にリリースした初のソロアルバム「I'm Da One」だ。このアルバムでは二つの相反するコンセプトを見せているという。先行公開曲「Amimal」では、黒革と羽のマントをまとったセクシー・カリスマ「ダーク・チョ・グォン」に変身した。

 「動物的な本能に忠実なのでしょう。『クレイジー』と言われるほど鳥肌もののステージにビックリなさったのでは。僕の目つきや表情に霊気を感じたという方もいらっしゃいます。レディー・ガガもしたことがない、前衛的な振り付けにご期待ください」

 一転、リード曲「I'm Da One」ではポップアート的なムードを漂わせている。チョ・グォンは「きらびやかな原色があふれるステージは、はじける風船ガムのよう」と説明した。米国の有名振付師カイル・ハナガミが振付を手掛けた。

 「『I'm Da One』のパフォーマンスは、休むことなくエネルギーを発しているのが特徴です。プロのダンサーでも『こんなにハードなダンスは初めて』と舌を巻くほどです。『楽しさの化身』になりたいですね。皆さんが僕の音楽を聴いて幸せになってくれたらいいな、という気持ちが込められた曲です」

 全てが変わった。「ソロ・シンガー」チョ・グォンには2AMで見せる切なさも、バラエティー番組で見せる憎めない「得意げなチョ・グォン」もない。それなのにオーラがあり、抜群にかっこいい。所属事務所は、今回のソロ活動前に「第3のチョ・グォンが登場した」と表現した。

 「2AMのファンならある程度共通点があるので分かってくださるでしょうが、そうでないほとんどの皆さんは、僕の普段とは違う姿に戸惑うかもしれません。皆さんの反応が期待半分、心配半分なので、むずむずしています。ステージをご覧くださって、期待がすべてになればいいですね(笑)」

 チョ・グォンはソロアルバムに強い愛着を感じている。そして自信もある。待望のソロアルバムだけに自負しているのだ。全10曲収録のアルバムには、マドンナらと仕事をした経験のある世界的なDJ、Aviciiや、英国の新進作曲家ローレン・ダイソンなど、トップクラスの海外アーティストたちが参加している。

 「初めてのソロアルバムということで、制作は決して簡単ではありませんでした。『歌手チョ・グォン』の音楽的な面を見守ってくださればうれしいです。「『チョ・グォンらしい音楽、チョ・グォンだから可能なステージ』と褒めていただければ、それが一番の成果だと思います(笑)」

インタビュー:2AMチョ・グォン「歌手としての姿見せたい」

チョ・ウヨン記者
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