『広開土太王』主演のイ・テゴン、日本ファンクラブ設立でファンミ開催

『広開土太王』主演のイ・テゴン、日本ファンクラブ設立でファンミ開催

 ドラマ『神様お願い』『冬鳥』に出演し、今年4月に放送が終了したドラマ『広開土太王』で主役のタムドクを演じた俳優のイ・テゴンが、1日、東京・かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールにて、「日本公式ファンクラブ設立記念 PREMIUMファンミーティング」を開催した。

 「この世の中にやってできないことはない!」をテーマに開催されたファンミーティング。「RUN」(長渕剛)を歌いながら客席から登場すると、一度舞台に上がったものの再度客席に降りファンにもみくちゃになりながら会場を一周。「2009年、日本で初めてのファンミーティングを東京で行ったが、東京でのファンミーティングは緊張と脅えで心臓がドキドキする。今日は楽しんで共感してほしい」とファンに語りかけた。

 「初めての挑戦」と題した、サイフォンでコーヒーを入れてファンとカフェデート、というコーナーでは、「コーヒー豆が溶けない!」など爆弾発言が飛び出すなど、サイフォンの使い方が分からず、危なっかしい手つき。ハラハラの客席からのたびたびのアドバイスで無事にコーヒーを入れると、アドバイスを送ったファンをステージに呼んで試飲。「色は薄いがおいしい」との言葉に笑顔になった。

 客席のファンからの質問コーナーでは、質問よりも自分がどれだけイ・テゴンのファンかをアピールする人が続出。そんな中、時代劇の長せりふはどうやって覚えるのかとの質問に「役にどっぷりハマれば、すぐにせりふが入る。入らないときは何度も読むので、ドラマ以外のことは何もできない」と答えた。

番組収録のために訪れたシベリアについて問われると「食べるものがないサバイバル体験だった。トカゲを焼いて食べた。帰ってからすぐに検診を受けたので大丈夫」とファンを驚かせた。

 また日本にはプライベートで何度も来日し、富士山の近くの温泉地まで自ら運転したこともあったと明かした。そのとき、男女別の大浴場が時間で入れ替わることを知らずに入っていたら…という危機一髪(?)のエピソードも公開した。

 最新ドラマ『広開土太王』のコーナーではタムドク姿で登場し、好きなせりふは「エンディングの『忘れないでくれ』」だと言い、「話すとヒゲが取れる」と笑わせた。タムドク役については「歴史の一角を率いた有名な人物。死ぬまで忘れない」と感慨深げに語った。

 そのほか、ミュージカル『ジキルとハイド』から「今この瞬間」、タムドク姿で「皆さん」(イム・ジェボム)を歌ったり、プレゼントコーナー、最後には全員を握手で見送るなどし、たっぷりファンを楽しませたイ・テゴン。招待された茨城県の東日本大震災被災者も見守ったファンミーティングは、この後8月に大阪、9月に福岡でも開催される。

東京= 野崎友子通信員
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