韓国の芸能人サッカーチームで、KIM JUNSUがキャプテンを務める「FC MEN」が28日、東京・国立競技場で日本の芸人を中心としたタレントチーム「FC GEININ」と「FC MEN JAPAN FIGHT! VOL.1 東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」を行った。
「FC MEN」は、KIM JUNSUのほか双子の兄で、歌手のJUNO、人気俳優のソ・ジソク、パク・ゴンヒョン、23日に除隊したばかりの俳優イ・ワン、日本デビュー間近のボーイズグループM.E.Nのメンバー、テファ、ジョンジン、ユン、ジファン、ヨンピルらが選手として出場、そして監督は俳優のユン・サンヒョンが務めた。対する「FC GEININ」は、ペナルティのワッキー、ヒデ、しずるの村上純、安田大サーカスの団長安田らが出場、監督は鼠先輩だった。
試合は両チームが熱戦を繰り広げた。イ・ワンがよく走り、ソ・ジソクもゴールチャンスが訪れるなどしながらも、前半はオウンゴールの1点のみで1-1で折り返した。白熱した点の取り合いとなった後半、「FC MEN」はKIM JUNSU、イ・ワンらが前線でよく動き、シン・キヒョン、ヨンファン、ジョンジンがゴールを決めた。「FC GEININ」のメンバーらも、完全アウェー状態の中、この日ばかりは芸人を忘れたかのようにサッカー選手としての真剣勝負に臨みゴールを決めた。
手に汗握る4-4の同点で後半ロスタイムを迎えた中、最後にKIM JUNSUがPKを見事に決めて勝利。競技場を埋め尽くした4万人の観客の声援を一身に受けていたKIM JUNSUがその声に応えた形で締めくくった。
KIM JUNSUは、自身のゴールと勝利の喜びとともに、ファンの大きなサポートに「日本で意義がある試合ができてうれしい。今後もやっていきたい」とコメント。今回は「東日本大震災義援金」として2000万円が寄付された。一進一退のゲームに興奮気味に声を出してチームに激を飛ばしていたユン・サンヒョンも「両チームの実力が同等で、ハラハラしながら見ていたが勝てて良かった」とした。
また、試合前には、JUNOが5月16日にリリースされる新曲「Everything」を披露。そして5月30日にデビューシングル「Especially」をリリースするM.E.Nが、カップリング曲の「Feel the Sky」を歌った。
「FC MEN」には、今回出場したメンバーのほか、YUCHUNやキム・ヒョンジュン、BEASTのヤン・ヨソプ、イ・ギグァン、ユン・ドゥジュン、2AMのイム・スロン、U-KISSのスヒョンなどが名を連ねているが、彼らの参加がかなわず、残念がるファンもいた。しかし、今回は4万789人の観客を集め、大半を占めるKIM JUNSUへの声援にその大きな人気をあらためて証明。ミュージカル出演中の多忙な中、全力でプレーする姿にファンは感動しきりだった。