韓国映画2本が、世界最高の権威を誇る第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にそろって招待された。
カンヌ映画祭事務局は19日(韓国時間、以下同じ)、パリで記者会見を行い、ホン・サンス監督の『In Another Country』と、イム・サンス監督の『カネの味』が同映画祭のコンペティション部門に招待されたと発表した。
ホン・サンス監督の作品がカンヌ映画祭に出品されるのは8回目で、名実ともにカンヌの顔となった。コンペティション部門では『女は男の未来だ』『映画館の恋』に続き3回目となる。
イム・サンス監督は、2010年の映画『ハウスメイド』(原題『下女』)に続き、コンペティション部門で2度目のレッドカーペットを踏むことになった。
韓国映画2本がカンヌのコンペティション部門に招待されたのは今回が4度目で、これまで毎回のように好成績を残している。『オールド・ボーイ』は審査員特別グランプリを、『蜜陽』ではチョン・ドヨンが主演女優賞を、『詩』は脚本賞を、それぞれ受賞した。このため、今年も韓国映画の受賞に期待が集まっている。