8日午後、「4th日韓友情フェスタ2012」が東京・渋谷公会堂にて開催され、ドラマ『太陽を抱いた月』『私の期限は49日』などで人気を博している俳優チョン・イルほか、『太陽を抱いた月』『鉄の王キム・スロ』などのOSTで知られる3人組ボーカルグループMonday Kiz(マンデーキッズ)、オーケストラ「バラダン」が出演した。
韓国歴史ドラマをテーマに繰り広げられるチャリティーイベントである「日韓友情フェスタ」には、これまでチェ・スジョン、ソン・イルグク、キム・ナムギルが出演してきたが、4回目となる今年は次世代スターとしてチョン・イルが選ばれた。
イベント前に会見に臨んだチョン・イルは「日本には、仕事と遊びで20回ぐらい来ている」とし、ファンとの対面を前に「うれしいし、気持ちがときめいている。意味のあるイベントに参加でき光栄に思う」と期待感を見せた。
先ごろ韓国で放送が終了した『太陽を抱いた月』は大ヒットで終えたが、「出演出来てすごく光栄。監督・スタッフに感謝している。こんなに視聴率が高くなるとは思っていなかったが、ファンの方に感謝しています」と喜びと感謝を示した。
チョン・イルは、イベントで『イケメンラーメン屋』のOST「君という人」、『私の期限は49日』のOST「かかし」の2曲を披露。
トークでは、『太陽を抱いた月』の前に出演した『イケメンラーメン屋』で高校生役を演じたことについて「高校生は(実際には)6年前。だが、今回の高校生役に負担はなかった。ひげも薄いタイプなので」と言って笑い「制服姿、似合ってましたか?」とファンに笑顔で声をかけると大きな拍手が沸いた。
また、同ドラマで上半身裸の姿も披露したが「1週間トレーニングした」と明かしたり、ウインクが話題となったことに触れると、ウインクして見せたりと、ファンを楽しませた。
『太陽を抱いた月』については、「愛している人に愛していると口に出して言えないかわいそうな人。最後まで愛する弟、愛する女性のために自分を犠牲にする」と自身の演じたヤンミョン役を説明。
共演のフォン役キム・スヒョンとは「『思いっきりハイキック!』以来の同い年の人との共演で、すごく親しくなった。今回も一緒に日本に行きたいと言っていた」と明かし、「今度、ソン・ジェリムさん(ウン役)と3人で日本に遊びに来るかも」と語るとファンから大きな歓声が起こった。
私物を提供したチャリティーオークションやハイタッチ会も行われ、ファンとの交流とチャリティーへの協力で充実した時間を過ごしたチョン・イル。その笑顔に癒されたファンにとっても忘れられない時間となったようだ。
チョン・イルはこの日のイベントに続き、翌9日には韓国との縁が深い高麗郷・高麗神社(埼玉県日高市)へ訪問する。高麗駅直行の貸し切り臨時特別電車でファンとともに現地に向かう予定で、「これまでホールでのファンミーティングしかなかったが、明日はファンの皆さんと電車に乗って旅行に行くような感じで楽しみ」とコメントした。