『太陽を抱いた月』最終回ずれ込む

KBS『赤道の男』、SBS『屋根部屋の皇太子』もスタート先送り

『太陽を抱いた月』最終回ずれ込む

 MBCのストライキにより人気ドラマ『太陽を抱いた月』の最終回放送日がずれ込んだ影響で、KBSとSBSも新水木ドラマのスタート日を1週間延期した。驚異の視聴率を稼いでいる『太陽を抱いた月』との真っ向勝負を避けるためのようだ。

 KBSドラマ局は7日、『赤道の男』のスタート日を当初予定の14日から1週間後の21日にすることを決めた。14日と15日はこれまでに放送されたドラマスペシャルを放送する予定だ。

 SBSもほぼ同じ状況だ。SBSドラマ局は『屋根部屋の皇太子』のスタート日を14日から21日に先送りした。14日と15日にはアン・ネサン主演の前後編ドラマ『家族写真』が放送される。

 これは『太陽を抱いた月』の最終回放送がずれ込み、両局が編成を変更したためと見られる。視聴率40%を超えた『太陽を抱いた月』の放送時間に新ドラマをスタートさせれば、初回からそっぽを向かれるのは火を見るよりも明らかだ。そこで順調な滑り出しを期すため、やむなく初回放送日を先送りするという荒療治に出たというわけだ。

 『太陽を抱いた月』は演出を手がけるキム・ドフン・プロデューサーがストライキに賛同、7日と8日の放送分は「スペシャル」と称して総集編に差し替えられ、第19話は14日、第20話は15日に放送すると伝えられている。

ヤン・スンジュン記者
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