29日の水木ドラマ『太陽を抱いた月』(MBC)視聴率は「一休み」した。同じ時間帯にサッカーワールドカップ(W杯)予選の中継があったため、上昇の勢いに乗っていた視聴率が下がったのだ。
2月29日午後9時59分から同11時10分まで放送された『太陽を抱いた月』第17話の全国平均視聴率は36.0%(1日、AGBニールセン・メディアリサーチ調べ、以下同じ)だった。これは前回23日放送の41.3%に比べ5.3ポイントのダウンだ。
だが、これはドラマの内容が影響したというよりも、同じ時間帯にSBSで放送されたW杯予選に国民の関心が集まったことが原因だろう。
SBSでは『太陽を抱いた月』が始まる約1時間前の午後8時44分から同11時まで、ソウル・ワールドカップ・スタジアムで行われたW杯ブラジル大会アジア第3次予選・韓国対クウェート戦を生中継した。この試合は21.3%という高視聴率をマークしたため、『太陽を抱いた月』もそのあおりを受けたものと見られる。
なお、同じ時間帯にKBS第1で放送された水木ドラマスペシャル『普通の恋愛』は3.5%だった。