「パク・ジニョンの曲は盗作」=ソウル中央地裁

「パク・ジニョンの曲は盗作」=ソウル中央地裁

 歌手でプロデューサーでもあるパク・ジニョンJYPエンターテインメント代表が作曲し、大きな人気を呼んだドラマ挿入歌『Someday』が盗作との判断が裁判所で示された。

 ソウル中央地裁民事第11部(カン・ヨンス裁判長)は10日、作曲家キム・シンイル氏が「『Someday』は私が作曲した『私の男へ』に似ている。パク・ジニョン代表は私の著作権を侵害した」として起こした慰謝料請求訴訟で、パク・ジニョン代表がキム・シンイル氏に対し2167万ウォン(約150万円)を支払うよう命じる判決を下した。同地裁は「『Someday』のリフレイン部分4カ所がキム・シンイル氏の歌に酷似していることを考えると、パク・ジニョン代表は事実上、キム・シンイル氏の曲を基に『Someday』を作曲したものとみられる」と述べた。

 キム・シンイル氏は昨年7月、パク・ジニョン代表を相手取り慰謝料1億1000万ウォン(約760万円)を求める訴訟を起こしていた。この判決で、JYPエンターテインメント側は「盗作という裁判の結果は納得できない。控訴する」としている。

全洙竜(チョン・スヨン)記者
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