3日、「『私の期限は49日』ファンミーティングTokyo」が東京・渋谷公会堂にて開催され、チョ・ヒョンジェ、チョン・イル、ナム・ギュリの主演3人がトークショー、クイズゲーム、歌の披露などでファンと触れ合った。
イベント開催に先立ち行われた記者会見で、チョ・ヒョンジェは除隊後初の作品として『私の期限は49日』を選んだ理由を「これまでのドラマとまったく違う、ファンタジックロマンスということで新鮮で魅力を感じた。ハン・ガンという役柄もたくさんの魅力をお見せできると思ったし、作品全体の流れが心に響いた」とし、実際に出演した感想として「大きな意味のある作品になった」と語った。
ナム・ギュリは、共演者について「イ・ヨウォンさんは『善徳女王』で高い人気を得ていて、わたしも期待していた。二人で息を合わせなければいけない役だったが、イ・ヨウォンさんも努力をしてくださった。わたしにとって初めてのミニシリーズだったが、助けてくれた」と振り返った。同席したチョ・ヒョンジェについては「よくご飯をおごってくれて『ご飯を食べてその力で頑張って演技をしなければいけない』と言ってくれ、とても優しく親切な方」とし、チョン・イルについては「とても情熱的な方で、わたしもこのように頑張らなければいけないと思った」とそれぞれの共演者の印象を語った。
また、演じる上で、難しかったことは「『魂』を演じるので、一人で演じるのが大変で、寂しい気持ちになった。どうやって感情を作ったらいいのか、まだ経験が足りなかったので大変だった」と明かした。
チョン・イルは、この作品で俳優として成長した部分は、との質問に「僕にとって大きな意味を持っている作品。たくさんのことを感じられたし、感じたことを表現できた。相手と呼吸を合わせるということがどういうことかを悟らせてくれた。イギョン(イ・ヨウォン)との別れのシーンでは、自分の一部がちぎれ落ちたような気がした。俳優として成長させてくれた作品」と吐露。
ファッションへのこだわりで知られるチョン・イルだが、「この作品後、共通点ができた。この作品で、たくさん洋服を着替えたが、その後の作品でもそうできている。今の『太陽を抱いた月』でも」と言って笑い、思い出に残るシーンを「救急病院の救急室でイギョンと会うシーン、コーヒーショップでイギョンと会うシーン、最後に別れるシーン」とした。
さらに「昨年1年間は本当に忙しい1年だった。今年も『太陽を抱いた月』をやっているが、俳優として成長できる1年にしたい。今日は1年ぶりにファンの皆さんに会えてうれしい。皆さんに恥ずかしくない俳優になれるよう頑張りたい」と今年の抱負を述べた。
ナム・ギュリは「今、中国でドラマを撮影していて、その後映画・ドラマ、それ以外でも皆さんにお会いできると思う。これからもがんばって、意義深い1年になれば」とした。
そしてチョ・ヒョンジェは、「このドラマをきっかけにまた日本の皆さんにお会いできたし、ほかの作品も検討しているところ。日本でも活動できるよう頑張って行きたい」との意欲を語り、期待を持たせた。