R&B グループN-TRAINが日本で初ショーケース開催

　ダンスグループ全盛期のK-POP界で、R&Bで個性を見せる5人組新人グループN-TRAINが28日、「N-TRAIN First Showcase in Japan 2012」を東京・麻布十番WAREHOUSE702にて開催した。

　入念なリハーサル後に行われた記者会見で、「初めてのショーケースなのに、チケットが売り切れたと聞き感謝しています」（ジョンギュン）と初のショーケースへの期待感を示した。「日本は綺麗な国ですね。一目ぼれしました」（SOUL-J）と日本の印象を語り、「今回のショーケース開催にあたって、ダンスナンバー『Do it』を準備しました。韓国でもまだ披露していない新曲です」とし、ダンスへの自信ものぞかせていたN-TRAIN。

満員の観客の中、スタートしたショーケースでは、「泣きながら泣いて」「with you」「眠れない夜雨降って…」「Do it」「Heart of gold」とクールなパフォーマンスを披露。また、シャッフルダンスやTシャツを脱いで鍛えられた体を見せるなど、特技を見せたり、トークでも自由に個性的な姿を見せたメンバー。株式に興味があるというスンヒョンは、「財テクに関心がある。最近は株式よりも不動産に興味がある」と語ったり、メンバーで唯一軍隊経験のあるSOUL-Jが「高校を卒業後すぐに志願して入隊した。軍隊では、射撃をしながら、サッカーをした」と明かし、ドリブルを披露するなど明るくおちゃめなメンバーらはファンにいろいろな素顔を見せた。

メンバーのサンウとユジンが、二人とも2月22日が誕生日ということで、ファンからバースデーケーキとともに、「ハッピーバースデー」の歌もプレゼント。サプライズに感動した二人だったが、その後、父からの手紙の朗読がされると、さまざまな思いから込み上げる涙をこらえきれず、大泣き。しかし、ファンの声援に笑顔を取り戻し、最後にアンコール曲「One Last Cry」を、ギター演奏してのアコースティックバージョンで披露。ファンに再会と、これからのますますの活躍を誓い、イベントを終えた。

その後、握手会が行なわれたが、初ショーケースを無事終えたほっとした気持ちと、まだ興奮が収まらない気持ちの入り混じった様子で、一人一人のファンの手をしっかり握っている様子が見てとれた。