今年一番売れた音楽配信曲&CDは?

今年一番売れた音楽配信曲&CDは?

 今年の音楽配信・CD市場でヒットしたのは、やはりK-POPブームをリードするアイドルグループだった。こうしたグループの中で、『私は歌手だ』などテレビの音楽番組で人気が急上昇したキム・ボムスら中堅歌手が健闘し注目された。

 韓国音楽コンテンツ産業協会が政府の支援を受け運営している「gaonチャート」の集計によると、今年1年間の音楽配信で最も売れたのは、ガールズグループT-ARAの「Roly-poly」だった。gaonチャートは、今年初めから今月17日まで主な音楽配信サイトのダウンロード・ストリーミング回数、ミニホームページのBGM、携帯電話の着信音などの売り上げを合算・集計したデジタル総合チャートで、「Roly-poly」が約3億6000万点を獲得したことを発表した。この曲は1970-80年代に流行したディスコ・ミュージック調のリズムによるレトロなダンスナンバーだ。

 2位はMBCのバラエティー番組『無限挑戦』の「西海岸高速道路歌謡祭」編でパク・ミョンス、BIGBANGのG-DRAGON、2NE1のボムが一緒に歌った「浮気したよ」、3位はキム・ボムスが『私は歌手だ』で歌った「どうか」だった。ガールズグループ2NE1は「LONLEY」「I AM THE BEST」、メンバー・ボムのシングル「Don't Cry」の3曲が4位から6位にランクインした。

 また、CD市場では、男性アイドルグループSUPER JUNIORの5thアルバム「Mr.Simple」が約33万枚売れ、アルバム売り上げ1位に輝いた。このアルバムに新曲を一部追加、あらためてレコーディングしたリパッケージ版も12万枚を売り上げ、7位に入った。この実績は「最近は海外での活動に重点を置いていて、韓国でのピークは過ぎたのでは」という一部のうがった見方を一掃するのに十分と評価されている。少女時代の3rdアルバム「The Boys」(約29万枚)、東方神起「Keep Your Head Down」(約26万枚)、JYJ「IN HEAVEN」(約22万枚)、BEAST「Fiction And Fact」(約13万枚)などが2位から5位までを占め、韓流アイドルたちが韓国内でのアルバム売り上げランキングでも絶好調だった。

鄭智燮(チョン・ジソプ)記者
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