23日から25日までの3日間、国立代々木競技場第一体育館にて「LAWSON presents MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE supported by スカパー!」が開催された。AKB48、キマグレン、矢井田瞳ら人気アーティストが出演する中、韓国アーティストではKARA(24日)、SHINee、FTISLAND(共に25日)が出演した。
「MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE」は(株)レコチョクをはじめとした音楽関連企業やアーティストにより、未曾有の大震災が日本を襲った2011年、「自分たちに何ができるのか」という思いを持ち続けた年の終わりに「わすれちゃいけない年の、忘れられないクリスマスライブ」として開催されたもの。
最終日の25日は、オープニングアクトに続きSHINeeがトップバッターを務めた。日本デビューシングル「Replay -君は僕のeverything-」で勢いよく登場すると、人気の「JULIETTE」や1stアルバムから「Always Love」、そして「Amigo」、最後に「LUCIFER」を披露した。前日24日にショーケースライブを東京国際フォーラム・ホールAにて開催した余韻そのままに、会場中をグリーンのペンライトで染めた。
この日4番目に登場した日本のバンドflumpoolは、登場の際「FTISLANDです!」と冗談を言ったり、途中盛り上げる際に「SHINeeの時はもっと(歓声が)大きかったぞ」と言うなど、人気の両グループの名を引き合いに出す場面も。
そして、この日のトリは、やはり23・24日と横浜アリーナでコンサートを開催した成功裏に終えたばかりのFTISLANDが務めた。今度は黄色のペンライトが大きく振られる中、ホンギが「最後まで、ありがとうございます。疲れてないですよね?」と観客をあおり、「最後まで待っててくれた分、頑張ります! みんなかっこいいけど、僕たちも負けないぞ!」「クリスマスが一年の中で一番好き。外は寒いけど心が温かくなる日」と言って元気なパフォーマンスを披露。クリスマスの日に集まったファンに「Brand-new days」「Let it go!」など6曲をプレゼント。アンコールで最後に「Flower Rock」で会場を大きく揺らし、イベントの幕を下ろした。
この日は、ほかにSPYAIR、NICO Touches the Walls、JAY’ED、三浦大知、Hilcrhymeが出演。FTISLAND、SHINeeがほかの出演者を客席から観覧する場面も見られ、彼らも自身のパフォーマンス以外にもこの日のクリスマスライブを楽しんだ様子だった。
なお、24日に登場したKARAは、その日のトリを務め、「ミスター」「ジャンピン」など6曲を披露し、ファンの熱い声援を受けた。