ソン・スンホン、キム・テヒが主演ドラマ『マイ・プリンセス』にちなんだイベント「マイ・プリンセス Xmasコンサート」を17日、東京・国立代々木体育館にて開催した。
イベントには、2人のほか、主要キャストを務めたリュ・スヨン、イ・ギグァン(BEAST)、そして主題歌を担当した人気グループBEASTが参加し、トークや歌をプレゼントした。
クリスマスの思い出を聞かれたソン・スンホンは、「去年は(『マイ・プリンセス』を)撮影していた」とし、「子どものころ、クリスマスの前日に教会に行けばサンタが好きなものをプレゼントしてくれるのでお祈りしなさいと言われ、欲しいものは誰にも言わず心の中でお祈りしていたら、僕の好きだった変身ロボットをくれたので、いまだにサンタを信じている」とかわいらしいエピソードを明かした。
また撮影の裏話として、ソン・スンホンがキム・テヒについて「よく食べる。あるとき、みんなでしゃぶしゃぶを食べに行った。テヒさんが前に座っていたが、ぼくが肉を入れ、火が通ったかなと思って取ろうとするとない。また入れて少ししてみるとない。気付くとテヒさんが食べていた」というエピソードを披露して笑わせた。するとキム・テヒは「スンホンさんはマナーがいい方なので、自分に食べろと、入れてくださっていると思ってました」と言うと、「おなかがすいているとマナーも何もない」と返し、また笑いを誘った。
また、ソン・スンホンに関して、イ・ギグァンが「ある日、撮影現場にスンホンさんのファンの方がコグマというさつまいもの菓子をたくさん送ってくれた。撮影が終わったら食べなきゃと思っていたが、戻ってみると山ほどあった菓子がない。どうしたんだろうと思っていたら、後ろから何か食べる音が聞こえて、見るとスンホンさんが食べていた」とのエピソードを紹介。それに対してソン・スンホンは、「撮影中は体力を維持するのが大変なので(笑)…ファンの差し入れが本当に力になる」と答えた。
するとキム・テヒも、「スンホンさんはよく小道具の食べ物を食べていた。ある場面で、市場に行くシーンがあったが、人参を生のままポリポリ食べていた」と語り、ソン・スンホンは「撮影中は大変なので、小道具でも、生でも食べて肌の管理をしなければ」と言って笑った。
こんな出演者による楽しいトークのほか、ショー仕立てで出演者が登場したり、イ・ギグァンのクッキングコーナーなどがあり、BEASTは「BAD GIRL」「SHOCK (japanese ver)」「FICTION」や主題歌「君のせいだよ」などを披露。リュ・スヨン、キム・テヒも歌声を聴かせ、最後にはソン・スンホンの「ホワイト・クリスマス」(英語)ほか、出演者全員によるクリスマスソングメドレーでフィナーレに。ソン・スンホンは「久しぶりに皆さんにお会いできて楽しかった。皆さんにいい思い出を持ち帰っていただきたい」とファンとの触れ合いに満足感を示した。
なお、この日、イ・ギグァンは、韓国でけがした足の状態が悪く、歩くのもやっとという状態で、BEASTのダンスナンバーには参加しなかった。しかし、舞台裏では車いすを使いながらも、ステージではいつもと変わらぬ笑顔でしっかり役割を務めていた。