ソン・ヘギョ、ジョン・ウー監督作品に出演へ

ウォン・カーウァイ監督の『一代宗師』に続き、中国人巨匠の作品に

ソン・ヘギョ、ジョン・ウー監督作品に出演へ

 トップ女優ソン・ヘギョは中国映画の巨匠ジョン・ウー監督の新作『生死恋』(変更前の題名『太平輪』)に出演することが分かった。

 これは、『生死恋』のテレンス・チャン・プロデューサーが19日(現地時間)「ソン・ヘギョさんは先週、ジョン・ウー監督と出演契約を交わした」と述べ、明らかになったもの。『生死恋』はジョン・ウー監督とテレンス・チャン・プロデューサーが数年をかけ準備してきた大作。1930年代、激動の中国で咲いた愛と痛みを描く壮大なラブストーリーだ。

 実は同作は、2008年のカンヌ国際映画祭でソン・ヘギョとジョン・ウー監督が制作発表を行ったが、諸事情で白紙化されたと思われていた作品。しかし、あらためて制作が試みられ、このほどついに実現の運びとなった。

 ソン・ヘギョはウォン・カーウァイ監督の『一代宗師』に続き、『生死恋』に出演するということで、中国出身の世界的な名監督と相次いでタッグを組むことになった。

 ソン・ヘギョが演じるのは、上海の金融家一族に生まれ、時代の痛みと共に成長する強い女性だ。現代的で自由奔放な性格から、賢明な大人の女性になっていく姿を表現する。

 『生死恋』は上海と台湾で来月初めにクランクインする予定だ。

チョン・ヒョンファ記者
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