出演料未払い：ユ・ジェソクが勝訴

　人気タレントで「国民的司会者」と呼ばれているユ・ジェソクが元所属事務所を相手取った裁判で勝訴した。

　ソウル中央地裁民事調停18部（オ・ヨンジョン部長判事）は29日、ユ・ジェソクが元所属事務所を相手取り起こした出演料請求訴訟で、原告勝訴の判決を下した。

　判決では「SBS放送がこの事件をめぐり供託した1億1800万ウォン（約800万円）に対する請求権がユ・ジェソクさんにある。事務所側はユ・ジェソクさんに1億1880万ウォンを支給するように」とされた。

　ユ・ジェソクは昨年12月、滞っている出演料を支給するよう求め、元所属事務所を相手取り訴訟を起こした。裁判所はKBS放送とMBC放送が供託した金額に対するユ・ジェソクの請求権を認めている。

　なお、タレントのキム・ヨンマンもこのほど同事務所を相手取り「出演料約2億ウォン（約1360万円）を支給すべき」として訴訟を起こしている。