「ク・ヨンハ」ソン・ジュンギが日本初ファンミーティング開催

(C)Tomoko Nozaki (C)AK100Project/ANNEX M&C
▲ (C)Tomoko Nozaki (C)AK100Project/ANNEX M&C

 『トキメキ☆成均館スキャンダル』のク・ヨンハ役でブレークした俳優ソン・ジュンギが27日、サンリオピューロランド(東京)にて「2011 ソン・ジュンギ ファンミーティング 『オレは、ク・ヨンハだ』」を開催、1500人のファンと身近に触れ合った。これは25日の神戸ポートピア(兵庫)でのファンミーティングに続いて行われたもの。

 この日のステージは、客席が放射状に設置されたユニークなもの。同時に全員が見渡すことができない造りのため、3カ所にステージを作り、ソン・ジュンギがファンの間を通りながらステージをぐるぐる移動する形式で行なわれた。

 手を振りながらゴンドラで上から登場したソン・ジュンギは、学生時代、第二外国語で日本語を勉強していたそうで「とてもうれしい。リラックスしています。皆さんとお会いできてうれしいです。今日は楽しく過ごしましょう」とたどたどしいながらも日本語であいさつした。

 ファンの質問に答えるコーナーでは、一番恥ずかしかったこととして「昨年KBS演技大賞で『トキメキ☆成均館スキャンダル』でユ・アインとベストカップル賞を受賞したこと」と笑いながら答えた。

 息抜きは「学生時代の友人とガールズグループの話をする」ことや、『トキメキ☆成均館スキャンダル』では「(ドラマでは)ユ・アインと仲が良かったが、実際はユチョンと仲が良かった。ユチョンはNG王で笑い上戸」などと明かした。

 さらに客席から直接質問にも答え、好きな女性のタイプは「面倒見が良く、料理が得意な女性」、好きな日本のアニメは「『クレヨンしんちゃん』や宮崎駿作品」などと答えた。また「肌がきれいだが美容法は?」と聞かれると、直接質問者にほおを触ってもらうなどスキンシップも。「クリスマスはどこに連れて行ってくれる?」との質問(?)には、言葉につまりながら「難しい質問で答えが出なかった。後でサイン入りのプレゼントをします」と答えならぬクリスマスプレゼントで答えた。

 また、イ・ムンセの「赤い夕焼け」を客席を回りながら歌ったり、ジェスチャーゲームでファンとの交流を楽しんだが、この日一番声援が大きかったのはテレながら「ブレイクダンスを」と言い踊り始めた「マル・マル・モリ・モリ!」ダンス。恥ずかしそうに一人でキュートに踊ると、次はファンをステージに上げ一緒に踊り「楽しい」と何度もつぶやいた。

 アンコールでは藤井フミヤの「TRUE LOVE」を歌い、最後に「すごく感激しています。皆さんと作品を通じて出会い縁が出来たことに感謝し忘れずに、演技のうまい俳優になれるようにがんばります。心からありがとうございます。実は来る前は、日本のファンの皆さんが僕をどんな風に受け止め考えているのか気になっていましたが、やはり真心は通じると思いました」と語りながら目を潤ませた。そして、今回のイベントタイトルでもある「皆さん。ナ、クヨンハダ!(俺はク・ヨンハだ)」と叫ぶと会場は大歓声に。最後には、ファン1人ずつと握手をし、イベントは終了した。

 この日のイベントは通常の劇場スタイルと違うユニークな作りのため、観客はソン・ジュンギを生ではずっと見ることができなかった。その半面、姿を見せるときは近い距離で、ソン・ジュンギもたびたび客席の間をぬって歩くなどし、たっぷり触れ合うことができて満足という声が多く聞かれた。

「ク・ヨンハ」ソン・ジュンギが日本初ファンミーティング開催

「ク・ヨンハ」ソン・ジュンギが日本初ファンミーティング開催

「ク・ヨンハ」ソン・ジュンギが日本初ファンミーティング開催

「ク・ヨンハ」ソン・ジュンギが日本初ファンミーティング開催

東京= 野崎友子通信員
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