今年6月除隊後、ドラマ『女の香り』でカムバックを果たした俳優イ・ドンウクが、2年ぶりとなる日本ファンミーティング「2011 イ・ドンウクファンミーティング」(主催:株式会社アンジェリック)を9日、東京・SHIBUYA-AXにて開催した。
イベントに先立ち記者会見を行ったイ・ドンウクは、話題のドラマ『女の香り』が復帰作となったが出演を決めた理由として「軍隊にいるときに台本をもらった。『財閥の男性と不治の病の女性』とよくあるテーマのようだが、これまでのドラマとは違い、財閥だが心に傷がある役で面白く読み、『このドラマで復帰できるなら』と思った。また、共演者も素晴らしいと思った」と語った。
記憶に残るシーンとして、タンゴを踊るシーンや自転車でのキスシーンなどを挙げながら「すべてのシーンが貴重で記憶に残っている」とした。見どころとしては「前半の沖縄を舞台にしている点、デジタル一眼レフカメラで撮影された映像美、ドラマのテーマ『現実を大切に思う』ということ。周囲の人たちや家族をあらためて見直すきっかけになるのでは」と語った。
記憶にあるせりふは、との質問には「『ナヨ(僕です)』。です。デートの時のプレゼントは…のときのせりふ。この場では言うと…気恥かしいですね」と照れ笑いを浮かべた。
また、ドラマの中でヨンジェ(キム・ソナ)がバケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)を作るが、イ・ドンウクがバケットリストを作るとしたら、との質問に「1番は家族と過ごすこと。撮影と軍隊でほとんど家族と一緒に過ごせなかった。2番はできなかったことをしたい。そして、死ぬ最後の瞬間は、好きな人の胸の中で死にたい」と語った。