女優コ・ソヨンが所有するビルの新築工事に関する民事訴訟で判決が出た。
コ・ソヨンは2006年、所有するビルの新築工事に伴う振動や衝撃で隣のビルの地下に亀裂が入ったり地盤沈下が起こったなどとして、隣のビルの所有者ら2人から、工事を担当したJ建設会社とともに訴訟を起こされていた。
しかし、ソウル中央地裁民事合議第24部(キム・ソンゴン部長判事)は判決で、J建設会社の過失だけを認め、コ・ソヨンの過失は認めなかった。
地裁はコ・ソヨンに対し、「新築工事に具体的に介入したり、補修の要請を受けても対策を講じなかったなどの状況を認める証拠はない」と述べた。だが、J建設会社に対しては、「隣接するビルに起こりうる被害を防止する注意と努力を怠った」とし、補修費3580万ウォン(約250万円)を賠償するよう命じた。