俳優で歌手のチャン・グンソクが、26日に発売になったチャン・グンソク初公式映像集『~同行~BudapestDiary』コレクターズ・エディション(http://www.frau-inter.co.jp/sp/jks-budapest/)の発売記念記者会見を28日夕方、東京・GINZA K PLACEにて行った。
同映像集について、「台本を監督と一緒に作った。映像の中で伝えたいことはまごころ。自由人の自分。心の中では皆と一緒で、頑張っていることを伝えたかった」とし、ハンガリーでの撮影について、「3月に、4日ぐらいで撮影した。景色が美しくて驚いた。監督と一緒に撮影場所を捜し、シナリオなどについても話して、楽しかった。料理が、韓国の味と似ていて、グヤーシュスープがおいしかった」と語った。
20日から26日まで名古屋・大阪・さいたまの3カ所で5公演のアリーナツアー「チャン・グンソク ARENA TOUR ~ALWAYS CLOSE TO YOU~」を行ったチャン・グンソクは「信じられない」と感動を振り返り、「大阪と東京では点滴も打った。(そのため)昨日より今日は体調がいい」と明かした。
そして、「こんな大きな会場でほんとにぼくがやったの? チャン・グンソクお前、最高だね!という気持ちだった」とチャン・グンソクらしい表現で満足感を示した。
今回のアリーナツアーが5分で完売し、ファンの要望が強いことから11月26日に追加で東京ドームでのライブが決まった。
「『日韓ドリームゲーム』で初めて東京ドームに行った。サウンドチェックもそのときした。これまでのアリーナツアーとは違う、最高の公演を作るために頑張っている。東京ドームでの公演は、『THE CRI SHOW IN TOKYO DOME THE BEGINNING』で、歴史が始まる、というような意味。世界のアーティストの夢の場所。夢じゃない。みんなと楽しみたい」と決意あらたに臨む意気込みを見せた。
ここで話の出た24日に東京ドームにて開催された日本プロ野球OBオールスターズと韓流スターチーム「PLAYBOYS」との「第2回アスリートジャパンpresents WinWin!日韓ドリームゲーム ~私達はひとつだ 〜東日本大震災チャリティーゲーム~」では、主催者側が事前にチャン・グンソクの国歌独唱と始球式を公表していたが、当日、始球式は行われなかった。これについてチャン・グンソクは「(始球式を行うということは)誤報。初めから、始球式の計画はなかった」とし、主催者側の「肩の調子が悪いとのことだった。意志疎通がうまくいっていなかった」といった説明との食い違いを見せた。
さらに、参加の経緯も説明。「当初、キム・スンウ先輩から電話をもらって、時間があれば出ちゃえば、という話があった。とても意味があるイベントだと思い、大阪から移動して着替えただけですぐ球場に行った。実は野球も上手なので(笑)やりたかったが…。初めから始球式の計画はなかったので、しなかった」とはっきり口にした。
関係者によると、チャン・グンソクはこの件で、ファンや周囲の心配や誤解に対して、心を痛めていたという。