海兵隊に所属している俳優ヒョンビン(本名:キム・テピョン)がインドネシアに行くことが分かった。
国防部(省に相当)が3日に明らかにしたところによると、ヒョンビンは5日から7日までインドネシアを公式訪問するとのことだ。現地では「国軍の日」の行事を観覧し、海兵部隊を訪れる予定だという。
今回の訪問は、韓国軍の潜水艦や高等訓練機T50をインドネシアに輸出するための大規模なプロジェクトで、インドネシア政府がヒョンビンの行事出席を要請したことから実現したそうだ。
現地では出演ドラマ『シークレット・ガーデン』が放送されており、ヒョンビンの人気ぶりがうかがえる。しかし「一般戦闘兵として兵役を務めているヒョンビンを広報兵扱いすることに問題はないのか」という声もある。
実は、一部では「ヒョンビンが海兵隊広報団で服務することも検討されている」という話も取りざたされている。国会国防委員会の辛鶴用(シン・ハクヨン)議員(民主党)が先月16日に発言したところによると、海兵隊司令部は現在一等兵であるヒョンビンの上等兵進級時期と前後し、海兵隊広報団で服務させることを検討しているという。前例としては歌手イ・ジョンのケースがこれに該当する。
ヒョンビンは先月25日にソウル奪還記念海兵隊のマラソン大会に参加、30日には海兵隊軍楽隊コンサートの司会を務めた。