インタビュー:イ・ドンウク「あいさつ後すぐにキム・ソナを…」(下)


-久しぶりにロマンチック・コメディーに出演した。

 「2006年のドラマ『マイガール』以降、ロマンチック・コメディーのオファーはかなりありました。でも、考えがあって断りました。自分の水がめにあるものをすべて出したらカラカラになってしまいそうだったから。そうして5年が過ぎた今、もう一度やってみても大丈夫そうだと思ったんです。しかも、カン・ジウクという役はあまりないキャラクターだったので出演を決めました」

-兵役で演技に対する熱意がさらに強まったのでは?

 「本当に強まりました。ドラマを見ながら『僕があそこにいるべきだったのに』と思ったほどです。実は、入隊前はドラマをあまり見ませんでした。努めて見ようとするタイプではなかったので。でも、兵役中は本当に一生懸命見ました。ドラマを見ながら、撮影現場で演技のタイミングを合わせることばかり考えていました」

-兵役中に一番面白いと思ったドラマは?

 「今年初めの『シークレット・ガーデン』とか、除隊直前のころは『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』がすごく人気でした。イ・ジヌク、イ・ジュンギ、キム・ジソク、ブーム(本名:イ・ミンホ)など芸能兵として服務していた仲間と一緒にテレビを見ました。今は僕が出ている『女の香り』が人気だそうです。シックなイ・ジュンギはドラマを見て次のせりふが何か当てるなど、楽しみにしているとか。後輩兵たちから『ドラマがヒットしてうらやましい』と連絡があったので、『うらやましがるな』と言ってやりました(笑)」

-入隊前の作品に比べ今のドラマは視聴率が高い。

 「実は、入隊前はそれほど視聴率を気にしていませんでした。ところが、除隊して数字に対し欲が出るようになりました。しかもドラマ復帰作だし、僕の存在をあらためて知ってほしいという気持ちでした。幸い、初回から視聴率が高くてうれしいです。共演者の皆さん、昼夜問わず頑張っているスタッフの皆さんのおかげです」

-放送が終わったら、どう評価されたい?

 「今回の作品で無事、俳優として復帰できたようでうれしいです。でも、本当に重要なのは次の作品です。今から悩んでいます。特にジャンルや役柄について。個人的にはドラマをもう一度やりたいですね。ジャンルは具体的には決めていません。

いつかは時代劇もぜひやってみたいです」

ムン・ヨンベ記者
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