BEAST有害判定、ソウル行裁が執行停止決定


 女性家族部(省に相当)は今年7月、人気男性グループBEASTの1stアルバム収録曲『雨が降る日は』で、歌詞に「酔ったみたい/もう飲むのはよそう」という部分を「飲酒を助長する」として青少年有害メディア判定を下していたが、このほど裁判所からこの判定の執行停止決定が出ていたことが分かった。

 これは、所属事務所キューブ・エンターテインメントが「先月25日にソウル行政裁判所に女性家族部長官に対する青少年有害メディア決定執行停止申請を提出した。今月5日に裁判所が執行停止申請を受け入れた」と明らかにしたもの。裁判所はその理由について「申請人が回復困難な損害を被るのを防ぐため、緊急性・必要性があると認められるから」と説明している。

 これにより、BEASTの1stアルバムは、キューブ・エンターテインメントが先月、女性家族部長官を相手取り起こした青少年有害メディア決定通知・告知決定取り消し請求訴訟の判決が確定するまでの間、有害メディア決定が停止される。

イ・ジョンヒョク記者
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