クォン・サンウ、『痛み』への思いを語る


 クォン・サンウが29日午後、ロッテシネマ建大入口店(ソウル市広津区)で行われた映画『痛み』(クァク・キョンテク監督)の記者懇談会で「ちょうど、イメージチェンジすべきではないかと思っていたとき、『痛み』という作品に出会った。感謝している」と話した。

 同映画は痛みを感じられない男と、痛みに敏感な女が愛し合い、痛みを分かち合うという物語。クォン・サンウは当たり屋をしていたが、愛に目覚める寂しい男を演じた。

 クォン・サンウは「よい映画で観客の皆さんと会うには、うまく演じなければならないと思った。そんな時、良い作品に出会った」と感謝を示した。

 続けて「秋夕(チュソク=中秋節、今年は9月12日)に多くの作品が公開されるが、この映画がどのように完成したかが一番重要。楽な気持ちで公開を待っている」と話した。

 また、クォン・サンウは映画で殴られるシーンが多いことについて「実際はもっとたくさん殴られた。でも、キャラクターをうまく説明できたので、殴られるのは楽しかった」とし、『痛み』に対する満足感を示した。

 『痛み』は9月7日より公開される。

チョン・ヒョンファ記者
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