俳優コン・ユは22日午後、ソウル市内の映画館「CGV往十里」で行われた映画『るつぼ』(ファン・ドンヒョク監督)の制作報告会に出席し、同作との縁について打ち明けた。
コン・ユは「軍隊生活を送っていたとき、進級記念に指揮官が『コン兵長にぴったりだと思う』と言って下さった本が、孔枝泳(コン・ジヨン)さんの小説『るつぼ』だった。好奇心半分で読み始めたが、まるで何かに流されるように、時間を忘れて夢中で読んだ」と語った。
また「最後の休暇をもらったとき、直接にではなくある人を通じて、孔枝泳さんに、この小説を映画化できないかと尋ねた。そして今、僕はここにいる」と話した。
コン・ユは『るつぼ』で、ある聴覚障害者学校に赴任してきた美術教師カン・インホ役を演じている。2005年に実際に起きた事件を基にした孔枝泳の同名小説を映画化した同作は、9月22日公開。