今年、本格的に日本ソロ活動を始めたSS501の末っ子(マンネ)キム・ヒョンジュンが、「KIM HYUNG JUN SUMMER FESTIVAL TOUR」を19・20日の二日間にわたり東京ディファ有明で3回公演を行った。
2月にファンミーティング、ショーケースで日本でのソロ活動をスタートしたキム・ヒョンジュン。5月にはミニアルバム発売とライブツアーを行い、今回は7月27日に発売されたファーストシングル「眠れない夜-Long Night」に合わせた3度目の公演となる。
ダンサーとともに「oH aH」の日本語バージョンで幕を開けたイベントでは、「眠れない夜-Long Night」、「GIRL」などのほか、昨年韓国で上演されたミュージカル『カフェイン』より「LOVE IS」「ミアネ(ごめんね)」、ドラマ『花より男子』より「僕の頭が悪くて(ネモリガナパソ)」、事務所の先輩であるカン・ジファン主演ドラマ『私に嘘をついてみて』より「雨にうたれて」などダンスナンバーからバラードまでアンコールを含め計19曲を熱唱した。
トークでは、「日本語ちょっと難しいので助っ人(通訳)を」と言いながらもMCを1人でこなし、「暑い!」と叫んだり「公演や空港で雨を連れてくるから『雨男』と呼ばれている」といったエピソードを披露。
またラジオDJコーナーでは、「彼氏が欲しいがヒョンジュンに夢中でできない」という相談に「僕に似た人を探して」と迷アドバイスを送り、高校生のファンへは「学生時代の僕は仲間や先生と会う時間がなかった。勉強も大事だけれど友人との時間も作ってほしい」などメッセージを伝えるなど、日本語と韓国語が混ざったユニークなトークを繰り広げ、観客とコミュニケーションをとっている姿が印象的だった。
また、SS501のボーカルディレクターで、OSTの皇帝といわれる「JUST」がゲストで登場し、「何も」(『私に嘘をついてみて』より)「手放せない愛」(『私の名前はキム・サムスン』より)を披露した。
「KIM HYUNG JUN SUMMER FESTIVAL TOUR」は、東京を皮切りに24日に大阪・Zepp Osaka、28日に名古屋・名鉄ホールへと続く。また、キム・ヒョンジュンは来年、日本でミュージカルへの出演予定もあるとのことで、今後も精力的に活動する予定だ。
東京=野崎友子通信員