キム・ギドク作品、サン・セバスティアン国際映画祭に出品


 カンヌ国際映画祭で「ある視点」賞を受賞した『アリラン』に続くキム・ギドク監督(写真)の新作『アーメン』が、サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に招待された。

 米映画専門誌『バラエティー』は17日(現地時間)、『アーメン』が9月16日にスペインで開幕する同映画祭のコンペティション部門に、オーレン・ムーバーマン監督の『Rampart』などとともに招待されたことを報じた。

 ヨーロッパ各地を回って撮影したキム・ギドク監督の『アーメン』は、ボーイフレンドを探そうとする韓国人少女のミステリアスな旅行記。

 さらに、2009年に『菜食主義者』を撮ったイム・ウソン監督の新作『傷(Scars)』がコンペティション部門に出品されることになり、韓国映画で招待されたのは計2本となった。『傷』は夫のために苦しめられる妻の物語だ。

キム・グァンミョン記者
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