「BS日テレ放送『怪しい三兄弟』イ・ジュンヒョク来日 チャリティ ファンミーティング」が4日に東京・中野ZEROにて開催された。久々に日本ファンに会うために来日したイ・ジュンヒョクにインタビューした。
―「怪しい三兄弟」はイ・ジュンヒョクにとってどんなドラマでしたか。
「初めて主人公をまかされた作品ということで、撮影も長期間にも及びましたし、自分にとっていろいろな意味のある大切な作品となりました」
―イサンの中に、イ・ジュンヒョクらしさが特に出ているところといえば? 自分と似ているところ、似ていないところは。
「演技をしているうちに、僕の中にイサンが入ってきて、僕の方がイサンに同化してしまったという気がします。今でもイサンの要素が自分の中に入っているみたいで、似ていたのか似てしまったのか…(笑)」
―イサンの「イイ人度」はこれまで演じた役の中でどのくらいにランクされますか。
「1位はイサン、2位は『スターの恋人』ミン・ジャンス、3位は『糟糠の妻クラブ』ハン・ソンスですかね…最下位は、『シークレット・ガーデン』イ・ジュンヒョク役? 役柄が同じ名前だったからか、一番嫌なヤツでしたね(笑)」
―特に思い出に残っているシーンは。
「海で溺れるシーンですね。とっても寒い日で、長時間海の中にいて、本当に溺れてしまったんですよ。それと、犯人に刺されるシーンが大変でした」
―オ・ジウンさんとの相性はどうでしたか。
チュ・オヨン(オ・ジウン)は、当初は、ワン・ジェス(コ・セウォン)とばかりキスをしていた人ですが(笑)…彼女は年上の方なので、ラブシーンの呼吸もすごくやりやすくて、撮影もスムーズに進みました」
―ラブシーンは得意ですか。感情移入しすぎちゃうなんてことはありませんか?
「うーん…何と答えれば?(笑)…得意かどうかはわかりませんが、仕事と割り切ってしているので、もちろん心を込めて演技しますが、それで自分の感情が動いたりということはないですね」
―これまでの共演女優さんで、やりやすかった人、やりにくかった人やシーンはありますか。
「皆さん、やりやすかったですが、チャン・ヨンナムさん、キム・ジョンウンさんは、自分よりもだいぶ年上なので、ちょっとプレッシャーはありました。やりにくいことは全然なかったんですが、監督から、彼女たちよりも年上に見えるように、と言われて大変でした(笑)。年上だからつらかったということではないので誤解のないように(笑)」
東京=野崎友子通信員