チョ・インソン、除隊後初の日本ファンミを3公演開催で会見

チョ・インソン、除隊後初の日本ファンミを3公演開催で会見

チョ・インソン、除隊後初の日本ファンミを3公演開催で会見


 今年5月に除隊した俳優チョ・インソンが「除隊後初来日ファンミーティング”Reunion~再会”」〔主催:(株)フラウ・インターナショナル〕を6日、東京・品川ステラボールにて昼夜2公演開催した。これは4日のZEPP OSAKAでの公演に続くもの。

 昼公演後に、ラフなシャツスタイルで記者会見に臨んだチョ・インソン。「除隊後、初めての会見」と言い、「ファンの前に立つのも、『霜花店(サンファジョム)-運命、その愛』の舞台あいさつ以来」だと言い、緊張しているかと思いきや、おちゃめでウィットに富んだ彼らしい表情と受け答えに終始。ブランクを感じさせることなく、会場をなごませた。

 5000人規模の会場を埋め尽くせる人気のチョ・インソンだが、今回はあえて1000人規模の小さな会場での開催にこだわった。「韓国空軍軍楽隊での生活を通して、公演の大切さを知った」そうで、「韓国と日本のファンミは違って、華やかな公演やプログラムを用意する必要があると感じた。もっとファンの皆さんと楽しいステージにしたいと思った。アットホームなものにできてうれしい」と、今回のファンミーティングへの満足感を示した。

 除隊後はどのように過ごしてきたか、との問いに「幸いにも除隊後すぐにさまざまなCMのオファーをいただいた。そして、9月20日に『拳法』という作品がクランクインするので、準備を続けている。監督と会って話したり、さまざまな努力をしているところ」と2年数カ月の軍隊生活で、何か内面の変化はあったか、との質問には、「外面は変わっていませんよね?」と言って笑わせた後、「内面では、除隊するまではわからなかったのですが、忍耐心を学んだと思います。先日も、悪天候で山から下りられなくなることがありましたが、ヘリを待ちながら、あわてたりすることなく落ち着いていました」と先月末にCM撮影で訪れたヒマラヤでのエピソードを交えて語った。


 また、軍隊で得意になったことについて、「MCの実力です。これは間違いない。前はそういった能力はまったくなかったので」とウイットに富んだ答え。

 軍隊でさまざまな公演を行ったが「軍楽隊は公演が多かったのですが、そこでファンの方とお会いする機会もありました。緊張もしていたのですが、ファンの方々が声援を送ってくださっていたので、安心したり緊張がほぐれたりしました」とも明かした。

 活動予定については「『拳法』に全力を尽くしたいです」とし、「いつも日本のファンの方に感謝を伝えたいと思っているのですが、日本の方にも共感してもらえる作品にしたい」と抱負を述べた。

 そして「作品が伝えようとしていることを、役柄を通して盛り込んで、表現していくことだと思うので、作品に全力を注いでいきたい」と俳優としての展望を語った。

 なお、会見には、公式ファンクラブ(http://zo-insung.com/)会員の参加者の中から抽選で選ばれたファン20人が参加。ファンの顔も見て、通常にも増して一段となごやかな場となったようだ。

東京=野崎友子通信員

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