FTISLANDが初の日本武道館公演開催、ファン1万人が集結


 イケメンロックバンドFTISLANDが29日、初の日本武道館での単独ライブを開催した。この公演のチケットはわずか2分でソールドアウト。1万人のファンで会場はぎっしり埋めつくされた。

 ボーカルのイ・ホンギは日本のドラマ『マッスルガール!』に出演。メジャー1stアルバム「FIVE TRESURE ISLAND」(2011年5月18日発売)が海外男性アーティスト史上初の1stアルバムオリコン初登場首位(5月30日付)を獲得する偉業を成し遂げるなど、躍進著しいFTISLAND。

 この日は、天井に”FT”の文字のモニュメントが飾られたステージに登場。黄色のペンライトを持った1万人のファンに大歓声で迎えられた。「待ってたよ、武道館!」というイ・ホンギの掛け声とともに、2ndシングル「Brand-new days」からスタート。

 「去年の年末は東京国際フォーラムで5000人の前で緊張しましたが、今日は1万人の前に立つことができました!」と、日本武道館のステージに立つことができて感慨無量の様子のイ・ホンギ。震災直後にツアーの話し合いを行い、パワフルでポジティブなメッセージを届けたいという想いから、ツアータイトルが「Messenger」と名付けられたと明かした。

 生のストリングスを取り入れてドラマ『マッスルガール!』挿入歌である「いつか」を披露したり、FTISLAND史上初めてウェーブに挑戦したり、今月27日にリリースした「Let it go !」では会場中がタオルを振り回して一体となり、デビュー曲「Flower Rock」では盛り上がりが最高潮に達した。アンコールを含む28曲を披露して、大盛況のうちに初の日本武道館公演が幕を閉じた。

 この日本武道館LIVEを記念して27日にリリースした新曲「Let it go !」は、オリコンデイリーランキング4位を獲得するなど、こちらも快進撃を続けている。K-POPアーティストとしては珍しく、今作はメンバー全員が作詞や作曲などの制作に携わるなど、他のアーティストとは一線を画した活動を続けているFTISLANDだけに、今後の展開も楽しみだ。

東京=野崎友子通信員

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