ペ・スビン、日本映画のメーンキャスト抜てき

本格的に日本進出へ


【チャン・ソユン記者】 俳優ペ・スビンは日本映画『白磁の人』のメーンキャストに決まり、本格的に日本に進出することになった。

 この映画は実話に基づいた作品。日本植民地時代に高麗白磁に魅せられ、韓国文化のすばらしさを日本に伝えるため「民間文化外交官」的な役割を果たした実在の人物・浅川巧の物語だ。

 韓国の文化をこよなく愛した浅川巧を通じ、その美しさを伝えるだけでなく、植民地解放運動などの歴史を壮大なスケールで盛り込むなど、日本による植民地支配の時代が鮮明に描かれる大作だ。

 ペ・スビンが演じるのは、浅川巧の精神的な支えとなる友人チョンリム役だ。チョンリムは巧に高麗白磁の美しさを教え、韓国の文化と精神を伝える人物だ。

 日本で芸術映画の巨匠と呼ばれている高橋伴明監督がメガホンを取る。浅野巧役は映画は『着信アリ2』などで韓国でも知られる俳優・吉沢悠が演じる。

 昨年10月に日本でファン約500人を集め、初のファンミーティングを開いたペ・スビンは、ドラマ『華麗なる遺産』『天使の誘惑』『トンイ』などの出演作が日本でも人気を集め、知名度を上げている。

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