ドラマの中で「最高の愛」を夢見たいという方は注目! 今年の夏ドラマは時代劇とともに、ラブストーリーがお茶の間をにぎわす。ドラマの中のラブストーリーに関心が集まるのはもちろんだが、ヒロイン自身にも注目が集まっている。特に、今夏久しぶりにテレビドラマに登場する人気女優が多い。
■2-3年ぶりにドラマに出演する女優たち
キム・ソナは23日スタートのSBS新週末ドラマ『女の香り』(ノ・ジソル脚本、パク・ヒョンギ演出)で2年ぶりのドラマ出演を果たす。このドラマは、旅行会社の平社員で余命短いヒロインと財閥グループ御曹司の恋を描く作品。キム・ソナは会社に忠誠を尽くし、日々身を粉にして働いてきたものの、末期の胆のうがんと宣告されるイ・ヨンジェを演じる。
チェ・ガンヒのドラマ出演は3年ぶり。『シティーハンター』の後番組として8月3日にスタートするSBSの新水木ドラマ『ボスを守れ』(クォン・ギヨン脚本、ソン・ジョンヒョン演出)だ。このドラマは、出来の悪い財閥グループ御曹司が新米女性秘書のボスになることから繰り広げられるラブストーリー。チェ・ガンヒは就職難にあえぎながらも大企業の秘書室に就職を果たしたノ・ウンソルを演じる。
さらに、「ジウ姫」ことチェ・ジウが2年半ぶりにテレビドラマに出演する。チェ・ジウは8月末にスタートするMBCの新水木ドラマ『負けてたまるか』(仮題、イ・スクチン脚本、イ・ジェドン演出)に出演。これは、弁護士夫婦の離婚を描くドラマで、チェ・ジウは有能な女性弁護士ウンジェ役だ。
■「ロマンス・クイーン」の勝者は?
キム・ソナ、チェ・ガンヒ、チェ・ジウの3人は前作でも「ロマンス・クイーン」の名をほしいままにした女優たちだ。キム・ソナはいつも堂々とした「平凡なヒロイン」役、チェ・ガンヒは美しい「トンデモ女」役、チェ・ジウは思わず守ってあげたくなる「清純な女性」役で愛された。ところが今回、同じ時期にドラマ出演が重なるため、「ロマンス・クイーン」の称号を贈られるのが誰になるのか、激しい競争が繰り広げられそうだ。
注目すべきは、3女優とも新作でこれまでとは少し違った役柄を演じるということだ。キム・ソナの役は、これまでの気さくな女性に比べると女らしさの度合いが強くなりそうだ。チェ・ガンヒの役は「トンデモ女」ではなく、粘り強く前向きなイメージに。チェ・ジウはしっかり者で生活力の強い女性の役で、最も大きなイメージチェンジが予想される。
また、3人が披露するファッションも絶対に外せない必見ポイントだ。どこに行ってもスポットライトを浴びるトップ女優たちだが、特にチェ・ガンヒは芸能界を代表する「ファッショニスタ」の一人。このほど公開された撮影現場のオフショットは、チェ・ガンヒの洗練されたファッションセンスを証明、大きな関心を呼んでいる。